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「功名が辻」の女性たち
2006年06月15日(木)





県民の森の苔むした林  湿っていて涼しげな様子だが風がなく結構暑いのだ


先日の信長の最後のときの場面の1つ。
濃姫のセリフ「殿は地獄、私は天国に参りますゆえせめて死ぬときは一緒に・・・」

天下の信長でさえも実は女房には弱かったのかと、思わせる場面だった。
この番組はこれまでの時代劇と違って、絵は確かに戦国時代なのだが頭の中に入ってくるのは現代劇の通常の生活のような気がするのはなぜだろう。

千代にしても、朝日にしても、はては寧々にしても、なぜかしら衣装は、戦国時代だけど口調と言い動きといい現代を感じてしまう。私がその昔習った歴史の本では女性は戦争の道具に使われ人質としての使命が強かったとあって、女性はただ悲しいだけの存在だとあったように思う。

しかし、この番組を見ていると違う。
もちろん、悲しい存在には違いないけれど実際に世の中のことを良く知り、
男たちよりも現実に立ち向かっていく気力を持っている。
他の番組で戦国時代のころまではほぼ男女平等だったと誰かが言っていた。


女性が弱くなった(虐げられた?)のは、江戸時代になって世の中が平和になり、
世継ぎの事だけが一番の大事となったかららしいが、本当かも知れないなと妙に納得してしまう。









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