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最近、カメラを持ち歩くことを忘れがちで写真がない。 お盆に実家に帰ったときの話である。 このとき、カメラを持参しなかったことがものすごく後悔した話だ。 我が家のわんこは大体において癖があって、よく前足の指や、後ろ足の指をなめている。 ひどいときには、尻尾をかみすぎて血だらけになったこともあった。 そのつど、あんまりひどいときには病院へ連れて行くのだけど、その度ごとにどこも悪くないといわれる。 それで、私が勝手に診断してるんだけど、 もともとオトナシクて犬らしくない犬なので、どんどん犬としては退化していきその分、 人化してしまってるのに、人のようにしゃべれない。いつも、ただただ目で話しかけてくるしかできない。(犬馬鹿な飼い主の勝手な気持ちである) そのせいで、私がいない時間、話し相手がいないわけで自分の体をなめることで気持ちを消化しているのではないかと思うのだ。 そんなわんこ。 最近は口の周りを掻き出した。 あんまり続くと、口の周りの毛が抜けて、血がにじんだりする。 そこで今回はもしかしたら本当に皮膚病かもと病院へ連れて行った。 やっぱり、特に何もないようだといわれ、念のためとお薬をもらった。 アレルギーのお薬だけど、この薬を飲むと食欲が増し水を欲しがります。 でも、あまりに水を飲んでもそれは薬のせいなので心配しないように。 ということだった。 そして、水を欲しがるというのは、つまり、おしっ○を沢山するということに繋がる。 ちょうど、お盆のころにそのお薬が終わるところだった。 「薬を飲んでいる間、最初の二日は掻くのがなくなったので、ああ、これはやっぱり・・ と、おもったのだけど、結果としてはそのお薬はハズレだったようだ。 先生は、ハズレだった場合はそのまま様子を見るようにとの事だったので現在は何も飲んではいない。」 そんな状態で、実家に連れて行ったときに、夕方になって文字通りものすごい夕立がきた。 普通、雨が降るとどんなに誘ってもそとにでたがらないわんこなのに、そのときは猛烈に行きたがった。 雷は今にも落ちそうにごろごろ鳴り響いているし、地面は見る間に水があふれてきて、犬の足だとくるぶし以上に溜まっている。 それでも行きたいと私の周りを走り回る。 そこで役には立ちそうもないが傘を持って外へ出る。 実家は田んぼの真ん中で周りには人家などない。あるのは鉄道の線路と田んぼだけだ。 そんな中を、わんこは必死に走っていって田んぼのそばで長い時間座って用を足していた。 ほとんど、お尻は水に使った状態である。 笑ってはいけないがその情けない顔はなんとも言えず「カメラをどうして持ってこなかったのだろう」と、後悔仕切りだった。 次の日の朝、ちょっと遠くの堤防まで散歩に行った。 そこはラナが大好きな場所で実家へ行くと絶対に行きたがるところだ。 何もさえぎるものがなく好きなだけ遠くへ歩いていけるところだ。 ラナは何かを見つけて草むらへ一目散。 そうなのだ、雨が上がったので、川ガニが沢山散歩をしているのだ。 あっちにも、こっちにも・・・ ラナはカニがどういうものか知らない。夢中で追いかけていたのだが、 一瞬のうちに動きを止めて私の顔を見上げた。 その情けないこと。(笑) なんと、前足にカニが、正確に言うとカニのハサミがぶら下がっていた。 前足で押さえられた(油断したカニに違いないが)カニはとっさの判断でハサミを残して逃げていったのだ。 私も、びっくり、同時に大笑いで、ハサミを取ってやった。 そのあとも、珍しく何時までもカニを追いかけて遊んでいた。 カニのハサミがぶら下がったときのラナの顔と、お尻を水につけるようにして用を足しているラナ。 カメラにおさめて、見せたかったな。 ちなみに、わんこはその後雨が降るとますます頑強に外へ出る事をしなくなった。
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