2002年05月20日(月) |
5分間早ければで6000円GET |
今日は、区議会都市交通環境委員会の開催日である。羽田空港に近い、海老取川の環境汚染についての陳情(議会にお願いすること)について、現場を視察することになっている。ところが、東京簡易裁判所から、特定調停(債務を長期減額弁済するため)の呼び出しが来てしまった。公務と、裁判所、悩んだが、委員長に欠席届を送り、いざ調停に。生まれて初めての裁判所(傍聴には一度来た事がある)。さすがに、いざ!という感じで臨んだ。1階の受付周辺には、弁護士やら、どこぞの銀行員風の人などが、順番を待っている。なぜか、全員が、自分の債権者に見えてしまう。時間が来て、弁護士さんと調停室に入ると、初老の、どうみても法曹界の人ではなさそうな方、二人が座っている。相手方は来ていない、本日は、事情聴取だけで、次回は6月26日とのこと。いささかちょうしぬけしてしまった。すぐさま議会に戻ったが、丁度、委員会が閉会されたところだった。同僚議員から、”おしいな、5分早ければ、6000円もらえたのに”との言葉。実は、区議会議員には、委員会、本会議などで、区役所に招集された場合、1日につき6000円の”費用弁償”というお金が支払われる。議員になったばかりの頃、事務局に、この趣旨を聞いたところ、”役所へ出てくる費用を支払う”とのこと。う〜ん、六郷から役所まで、バスだと往復420円、タクシーだと2000円、自転車ならロハ。ハイヤーでも使うのか… 頂きながら、文句を言うのも変だが、やっぱり変だと思う。年間にすると、約54万円。”費用”だから、非課税。第2の報酬と言われている区政調査費と合わせて、区議会議員の報酬全体を再検討する時期ではないか。
|