いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年05月21日(火) 自由党いぬぶし、共産党のデモに参加?

 10時から、区議会防災対策特別委員会があった。防災課長から、事務報告。ところが、5月7日、大田区内のゴミ処理工場の火災事故、そして、その事故により、殉職された、酒井消防司令補(その後、2階級特進)の件についての報告がない。その点を質問すると、”本件は、23区一部事務組合が窓口になっており、大田区は、清掃部が所管しているので承知していない”と。おい、おい、勘弁しておくれよ。区内で人が死んでるんだよ!”原因は?”と聞けば、”5月7日、事件当日の資料によると、原因は不明です”と、おっしゃる。もう、2週間もたっているのに、判らないのかと、こちらも負けない。すると、”本日まで、消防から、特に情報は入っていない”と。あ〜あ、”公務員様様” 情報こないなら、聞きにいけよ、と迫れば、上司の部長が、”行政は、色々な役割分担がある”と、助け舟。
危機管理より、言い訳。そういえば、不審船発見の報が、海上自衛隊対潜哨戒機から、官邸に届くまで、約9時間。そのうち、3時間は、”何故、報告が遅れたか”についての理由を考える会議だったそうだ。出来ない理由を考える能力は、お役人の必須条件か?
 反対に、やる、と決めたら、無理やり、やる理由をつくるのも、大したもんだ。
首都移転は、そのいい例だろう。官僚と、田舎議員(失礼!)が、バブルの調子にのって、首都移転をぶちあげ、今月中に、候補地を絞り込むそうだ。首相官邸を650億もかけて新築し、外務省も改築、議員会館も改築。引越しを真剣に考えているものが、家を建て替えるのだろうか、と、諸兄の頭を疑う。そんな訳で、委員会の後、同僚の関根勉議員とともに、首都移転断固反対のデモ行進に参加した。
有楽町から、日比谷公園まで、バスと、各政党(自民、公明、民主、共産)の宣伝カーを連ねての、自動車デモ。駐車場から出る隊列は、パトカーが反対車線を止めて誘導。信号機には、制服警官がつき、青に変える。う〜ん、流石は”官製デモ”、すごい。
日比谷公園からは、徒歩で、国会へ。”我われは、首都移転をゆるさないぞ〜!ゆるさないぞ〜”共産党の宣伝カーから流れてくる、労働団体やら、共産党独特の抑揚のある街宣に、自分が同行していることが、妙にいごごちが悪かった。
それでも、はんた〜い!


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