いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年09月14日(土) 商店街には、秩序ある賑わいを!

先日、区と警察が協力して、商店街の道路不正使用のパトロールを行った。特にひどい箇所として駅前周辺のアーケードが紹介された。道路を半分以上も占拠するような悪質な例は別にしても、商店街(とくにアーケード)の店舗前のせり出しは、常識の範囲で認めるべきだ、と考える。消費者が物を買う心理は、実に複雑だが、基本には”ワクワク、ドキドキ”が必要だと思う。香港の恐ろしいほどの、つけ出し看板は、ドキドキするし、大阪難波のもちろん違法の看板群は、ワクワクするではないか。違法を見逃すことは出来ないだろうが、地元商店街の自主管理で、適正な道路管理と、商店街振興が出来る方法は、ないものだろうか。お役人には、到底理解できないだろうが、区内商工業者(談合で、区に馬鹿高いものを売っている業者は除く)は、必死の思いで売上を確保している。店の前を1cmでも有効に使いたい、という気持ちは、切ないほどよくわかる。整然とした街は、何か落ち着かない。そういえば、私の会社の営業所があった、多摩センター駅周辺は、10数年前は、あまりに整然としており、落ち着かなかった。先輩議員で、アロマ(蒲田駅周辺の再開発ビル)や、区役所の公開空地に屋台を許可せよ、と訴えている方がいるが、大賛成である。”秩序ある雑然”に、人は安らぐと思う。区民との”協働”を標榜する大田区。なんとか、商店街活性化のための賑わいを、アーケードのあり方を、障害者や、高齢者にやさしい賑わいを、考えてみよう!


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