いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年10月14日(月) あ〜あ、PTA校外委員長は大変だ〜問題児の母

地元の中学校の校外委員長を務めている。昔は、校外補導委員会といったらしく、その名の通り、学校の外の行事のパトロールが主な仕事だ。男性が一人ということで、その委員長になってしまったのだ。盆踊りやら、神社のお祭りなど、中学生がたむろしていそうな催しにでかけていく。そこで、毎回、本校の女子2年生の泥酔軍団にであう。へたりこんで、地べたで酒盛りをしている生徒に触ると”オヤジ、セクハラだ”と、ウソぶく。PTA副会長には”うるせいクソばばあ”と。本当に手に負えない。そのうちのリーダー格の母親と、電話で1時間ほど話した。経験から、問題のある子供のほとんどが、家庭に問題があり、その淋しさが、問題行動になるのです、と説明し、申し訳ないが、ご夫婦は、仲よくないでしょう、とたづねた。あんのじょう、”あんな人は夫ではない”との答えが帰ってきた。娘さんのためにも、ご主人と仲良くしてください、と電話を切った。わかってもらえた、と思っていたら、とんでもなかった。このお母さんが、同級生のお母さんたちに、”いぬぶしはとんでもない、夫婦のことまで口出して、そのうえ、片親に偏見をもっている。パトロールでは、こどもたちのことを警察に通報したらしい”といいまわっている、と別の校外委員が教えてくれた。まいったな〜。片親に偏見だって。3歳から、10歳まで、サラリーマンのオヤジと二人で暮らしたからこそ、片親の淋しさがわかるのにな。片親でも、親が愛情を持って育てれば、残業が多くても、出張があっても、淋しさを克服できることを、身をもって知っているから、余計なお世話をしているのに、理解してもらえない。どんなに誤解されても、いい続ける。問題児を変えるのは、問題児本人ではなく、絶対に家族だ!家族が仲良く、明るい家庭になれば、問題行動はなくなる。心理学者に問題児を連れて行く前に、親が自ら変わればよい。絶対にそうだ!わかってほしいな。


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