いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年10月16日(水) 決算特別委員会〜教育費編

いよいよ、決算特別委員会も”千秋楽”。私に与えられたもち時間27分は、残すところ8分。教育費について質問した。第一点は、問題教員の処分まで時間がかかりすぎる、との質問。今年の5月に発生した中学校教員2名の修学旅行中の飲酒セクハラ暴力事件の二人の教員は、いまだ、当該校の所属で、病欠や、”研修”を理由に自宅にいるようだ。もちろん、給与は税金から払われている。区教委に再三問い合わせても”都の決定待ち”だそうだ。どうも、この国は、被害者の人権よりも、加害者の人権の方が尊重されるようだ。特に、公務員の場合は…
また、別の中学の酔っ払って自転車かっぱらって現行犯逮捕された教員は、なにくわぬ顔で教壇にたっており、未確認だが、管理職試験を受験したとの情報もある。
こんなことでいいのか?と迫ったが、”指導する”という、結局、何もやらない、答弁だった。次に、中学校のクラブ活動の指導にあたる教員の処遇改善について提案した。現在大田区立中学校には400を超える部活動に、生徒の90%以上の9000名が参加している。ところが、その運営は、一部の心ある教員のボランテイアにより支えられている。重要な教育活動の一環である、と位置付けておきながら、あまりにお粗末である。土曜日曜に部活動に参加した教員に支払われる手当ては、1200円、校外試合などの場合は、1700円。フリーターの時給2時間分にもならない。もちろん、これらの教員は、手当てが欲しくてやっているのではないだろうが、我関せず、と自宅でお休みになってらっしゃる先生と、あまりにも不公平すぎないだろうか。そこで、夏休みなどの長期休業中に、代休を与えよ、との提案をした。代休であれば、お金がかからない。自宅研修もできなくなったので、その代わりにどうか、と質問した。”研究する”との答弁なので、今後も”研究の成果”を追いかけることにしよう。ただ、問題は、そのような熱心な教員は、夏休みも部活動で忙しい。結局は、代休も取れない、とすれば給与で処遇するしかない。東京都や、文部科学省にも投げかけてみよう。
ちなみに、今日も、お役人席では、常連がオヤスミになっていた。午後1時30分現在44名の役人のうち9名が就寝中。議員は…?そりゃ、傍聴にきて見てください。


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