いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年02月25日(火) ねばり粘って、10万円をタダに!

ひょんなキッカケから、売上不振になった友人のレストランの経営を引き継ぐことになった。什器や、内装もすべて、以前のお店のままだ。以前の売上で、何故、赤字があるのか、支出のチェックをしていると、お客様に関係のない、不要な経費が多々あることがわかった。例えば、従業員4名の給与管理のソフトに月額3万円も払っていたのだ。毎月、タイムカードを1台ずつ買える金額だ。次にたまげたのは、POSレジ。本体のリースに月3万円、インターネットで経営指標を作成するのに月3万円、合計6万円もかけていたのだ。単独店舗には、無用の長物である。早速、インターネットの帳票類は解約した。ところが、メニュー変更も、このインターネットの業者が、ネットを使って、レジのデーターを書き換えている、とのことで、月額3万円を、今までどうり払えば、メニュー書き換えは無料。払わないのなら、1回の書き換えで、10万円だ、という。そりゃ、どっちも、むちゃくちゃだ。レジのプログラムは、リースにより支払っているのだから当方のもののはずだ。パスワードと、マニュアルを渡して欲しい、と要求すると、”それは、素人では無理です”しつこく請求すると、システム担当者からの講習をセットしてくれた。社員ともども3人で講習に出かけたが、講習終了後、3人とも”なんだ、簡単じゃん”と、笑ってしまった。プログラムも、この会社が作ったものではなく、別の大手の作ったソフトを使っていることもわかった。結局、10万円も払わず、月3万円も不要で、メニュー変更ができることになった。中小企業で生き残れるかどうか、小さな経費も重要だ。お役人に、ここまで求めはしないけれど、もう少し、税金の使い道、その高コストに工夫をして欲しいものだ。所詮、他人の金か?


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