いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年02月27日(木) 今期最後の一般質問〜51年間区政に貢献は”敬意”か”脅威”か…

早いもので、平成11年3月に区議会議員に当選して以来、4年が経過した。あっという間だった。そして、随分と忙しい4年でもあった。役人や教職員の非常識と戦い、”やりすぎ”という声も馬耳東風、突っ走った。そして、変えた。最後の質問10分は、4年の総括。何故、私が、公務員の意識改革に必死になるか、を説明した。それは、お役所しか知らない、全国550万人の公務員が、ほんの少しだけ意識改革をして、能率的な仕事をし、残業をやめ、できることは民間委託をすすめ、恐ろしいほど高い積算を是正し、90%以上の入札が”1位不変の原則”などということを許さず、”労働強化はんた〜い”などと言わなければ……きっと、日本の歳出は、10%くらい簡単に減る、と確信している。全国3250区市町村、47都道府県の歳出合計は、ざっと100兆円。1割で10兆円だ。消費税2%が24兆円、住民税と所得税が30兆円だから、10%の削減効果は莫大である。所得減税30%が可能になるし、年金保険料の全額国庫負担も夢ではない。そうすると、眠っている個人預金が消費にまわり、日本経済が活性化する。だから、公務員の意識改革が必要なのだ。
なかなかやらない、いってもやらない、やらない理由を必死でさがす、公務員から、すぐやる、今やる、できるまでやる、公務員への変身を是非お願いしたい。ただし、すでに、このことを実践している公務員集団がある。警察、消防、自衛隊、海上保安官、管制官、税関など、制服を着て、我が国国民の生命財産を守って頂いている公務員の皆さんだ。これらの職種の方は、常在戦場。できな理由など探していたら、職務が遂行できない。泥棒を追いかけながら、つかめられない理由を叫んでいる警官は、まずいない。ありがたいことだ。
さて、質問最後は、現区長への慰労と、区長選挙にチャレンジしようとする、同僚議員へのエールでしめたつもり、だったが、とんだドジを踏んでしまった。
”現区長は、昭和26年の入庁以来、51年の長きにわたり、大田区政発展に寄与されたことは敬意に値する”と言ったつもりが、脅威に値する、と、やってしまった。結果、議場は大笑い。決して、わざとではありません。お疲れ様でした。


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