マッサージの技術(と呼べるかどうかは定かじゃないが)が 最近急激に上達したと思う。 それもこれも店主のおかげ。 そして、昔妾が整体してもらいに行ってたときのことを思い出しながら 施術してたら 「きみ、どっかで本格的に習ってない?」 といわれた。 もちろん習っていない。 「え、習ってないの?・・・君って不思議なコだねぇ」 どういう意味かはよく分からないけど、そういわれた。 やはり尽くしてるのはばればれなのか? そう思うとすごく恥ずかしい。 なんだか。
店主的にはあたしにもっと開放的になって甘えたりして欲しいように思っているようだ。 でもあたしは臆病でこれ以上望むことはない。 一緒に仕事もできてセックスもできて。 これ以上望むほうが変だなとか思う。 人間の欲望は果てしないから。
山本文緒の恋愛中毒の一説を読んで泣いてしまう位だから。 胸が焼け爛れるような錯覚に陥る。 「どうか、人を愛しすぎませんように。 あたしはいつも人の手を強く握りすぎる。 相手が痛がっているのにも気がつかないで。」 (思い出せないから後に修正を加えます)
あたしは、いや人間は自分のことを好きだと示してくれる人を 嫌いにはなれない。 あたしは、大抵好きになってしまう。それも底なしに。 そしてパワーゲームを始める。一人で。 あたしのものには成らないのに。
まるで、本当のことが見えないように思えるので 警戒しているのか。
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