CYMA’S MURMUR

2002年06月05日(水)   やっぱり恋は終わる

中山美穂と辻仁成の結婚で落ち込む私って何?
理由は南果歩が可哀想だから。

いや、南果歩さん、勝手なこと言ってごめんなさい。

でも今日の私の気持ちとしては、
やっぱり恋は終わるのね〜だ。

結婚というある種成就した恋のニュースを聞いて、
「恋は終わる」という結論に行くのは、
まあ私が失恋直後だからなのだろう。

お互いに「もう終わりだぜ」って思ってるならいいけどさ、
片方は「まだまだ続くつもりだったのに」って状態はやっぱり辛いよね。

飽きっぽい方が勝ちなのか?
そうなのか?

いや別に飽きる飽きないの話ではないけれど。

ずっと燃え上がり続ける恋なんてなくて、
非日常はいつか日常になって、
そこには安らぎがあるのだろうけれどトキメキはなくて、
そういう状態が我慢できない人もいるんだろうな。
そして次のトキメキへと移っていくわけね。

私の場合、彼に愛想を尽かされたわけで、
別に彼が日常に飽き足らなくなって浮気したってわけではないんだけど。

ただ彼の方がはやく私との生活を日常のものとして認識し出したのに対して、
私の方はまだまだ非日常にとどまっていたくて、
それが満たされなくて拗ねてるうちにおかしなことになったとは言えるかも。
ああ、やっぱり私って馬鹿。

いつかまた何かが始まるだろうけどそれもきっと終わるんだ。
そう考えちゃうとなんか引いてしまう。

どうせ繰り返しなら、新しく始める意味なんてあるのか?
もう一度同じエンディングを見るかもしれないのに?

答えはひとつだよね。
同じラストになるかもしれないけど、
違う結末を見られる可能性もあるってこと。
多分毎回私達はその可能性に賭ける。

「一生一緒にいたい」ではなく、
「一生一緒だ」という強い確信を一度は持ったはずの関係は、
呆気なく崩れ去った。

結婚願望はないけれど、
結婚生活を20年も30年も継続させることができるような相手に、
出会いたいとは思う。

まずは私の生活のそこかしこに亡霊のように顔を出す、
彼の影を全て追い払いたい。





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