蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




さらば、プチヒッキー。
2003年03月13日(木)
お久しぶりだす。
この1週間、
虫垂炎が悪化して点滴打たれたり、
面接に落選して逆ギレしたり、
腰が痛くなってシカメっ面したり、
日夜母親に小言を言われたり、
見ず知らずの「2ちゃんねらー」に絡まれたり、
近所の犬に吠えられたりしている間に、
すっかりテンションがローダウンカスタムされてしまい、
日記の更新もままならない日々を過ごしておりやした。

お陰様でフテ寝スキルがだいぶ上がったような気がします。

そんな腐れモードを払拭するべく、
久々に、実に久々に、
お気に入りの公園に行ってきました。
ウチから車で約20分。
小高い山の頂上にあるその公園。
その公園の中の、
更に一段高くなった丘に登ると、
目の前に富士山がどーんと見えます。
平日はあまり人の来ないその公園では、
動物までもが実に無防備で、
僕のすぐ足元でスズメ達が地面をついばみ、
トンビが頭上1mを旋回し続け、
背後で盛りの付いたネコ(♂)が「ニャー」と鳴いてる。
空はどこまでも青く、どこまでも広く、
見渡せば東も西も、水平線が丸く広がっていました。

いやはや、すげーありきたりですが、
人間なんて極めてちっぽけですな。
アラビアの石油を巡って、
大国同士が私欲剥き出しにして言い争ってるかと思えば、
やれ東京の川にボラが大発生!!と言って大騒ぎ。
しかし、空の向こうから見れば、それもこれも、
長い時間の中のミクロな一幕に過ぎないんじゃないでしょう。
ここ数十年の莫大な人口増加には、
きっと神さんだって目を丸くしてますよ、多分。

そんなことを考えたら、
些細な事でクサクサしてた自分がバカらしくなりました。
青い空に一筋の雲を残して、飛行機が横切っていきました。
海面を蹴立てて、漁船が駆けていきました。
「これでいいのだ!」と思いました。
帰りの道はいつもより、ちょっとトバシテミマシタ。




My追加



設計*しゑ(繊細恋愛詩)
感謝→HP WAZA !
素材著作権且感謝→M3