蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




普段出来ないことを…。
2003年05月17日(土)
お留守番2日目。

昨日は
「悪さをする」と宣言したにもかかわらず、
今朝は7時に見事起床。
二度寝してやろうとしたが、
何故か目が冴え眠れない。

仕方がないのでモソモソと布団を出たが、
何か悪さをしないと気が済まない。

着替えを持って風呂場に降りていくと、
そこにおやじの部屋着兼寝巻きの作務衣があった。

「……。」

とりあえず
着てみる。



似非お宝鑑定男、誕生。
ひとしきり笑う。

しかし何かが足りない。
そこに、
実になんつーかこう、
「おあつらえむき」と言った風情で、
母のアイライナー(多分そうだと思う…)
が置いてあった。

「……。」

とりあえず
ヒゲを書いてみる。(母さん、ゴメン)



似非お宝鑑定男、完成。
一人で爆笑。

素晴らしい。
世のなかに
こんな胡散臭い奴が居ていいのだろうか。
さらに髪を強烈な七三分けにし、
ひとしきり変身願望を満足させた後、
そのまま朝食を取る。

卵サンドイッチを片手に、
「いい仕事してますなぁー」
と言ってみる。

実に虚しい…。



しょんぼりしながら、
後片付け。
ふと窓の外に目をやると、
こんな時に限って2階の窓拭きをしていた、
お隣のおばさんとバッチリ目が合った。

最悪である。



明日は1日、
いい子でお留守番をしていようと思った。




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設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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