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ライブ アット 喫茶店 2003年06月15日(日) |
地元の喫茶店で開かれた パーカッショニストのライブを聞きに行ってきました。 パーカッションっちゅーと、 主に打楽器を扱う人ですわな。 ジャンベとかボンゴとか、 あの辺の太鼓をポコポコボンボン叩いたり、 笛から金ダライまで、 とにかくもう何でも使って、 音楽にアクセントを付けたりしますわね。 今日はパーカッションのソロライブだったんですが、 会場が狭い喫茶店内で、 観客の本当に鼻先で演奏してくれるんで、 なかなかに迫力がありました。 ていうか、 あまりに狭い上に観客すし詰めなんで、 僕の膝の下に楽器の一部が潜り込んでたりで、 自分の体が「鳴っている」ってのは、 ちょっとあまりにあまりだろう…と思いましたが。 演奏者さん、 見た目には「ちょっと変わったオジサン」。 なんだか妙に口数が少なく、 「べしゃり」はボロボロです。 演奏も最初は淡々とこなしてたんですが、 段々乗ってきたらしく、 汗を巻きちらすわ、唸り声をあげるわ、 挙句、楽器を放り出して踊り始めるわ。 激しすぎます。 もうね、「宇宙」ですよ、「宇宙」。 しかし、久々に聞く生音ってのはやっぱり良くて、 なんだか血が騒ぎました。 音楽から遠のいてはや4年。 かつてウッドベースのあの太い弦で磨かれた (←この表現実に適切!経験者ならわかるはず) 指の腹もすっかりヤワヤワになっちまいました。 しかし、一度注がれた「血」ってのは なかなか消えないもんらしく、 自然と体が動くもんなんですね、コレが。 これが「熱い」って状態なんだろうなぁ、と。 人をこんな状態にできるって、 やっぱりすごいことなんですよねぇ。 表現者として素直に尊敬できます。 その人が持つ世界観って大事なんだなぁ、 と改めて実感させられました。 しかしねぇ、 世の中には人の幸福な気持ちに、 余計な水を差してくれる人がいるもんで…。 「ピロロロロー ピロロロロー」 出た! 携帯ですよ。しかも演奏中にですよ。 慌ててカバンを探るオバサマ1名。 しかも、この○バァ、 「演奏中くらい電源切っとけよ…」 という他の客の視線が突き刺さるのにもめげず、 平然と着信を受けやがった。 しかも普通に会話してるし。 こういう人に限って、 「最近の若いコは電車の中でも平気で電話するのよね」 とか言ったりしてんじゃないですか。 もうね、アホかと。 バカかと。 音楽聞く価値もないかと。 そんなに電話が大事なら、 一生電話とお話してて下さい。 便利なのは良いですが、 使い方さえ弁えられないのは、文化として恥。 ていうか、 帰れ。 |