蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




1等はDVDレコーダーでした
2003年12月12日(金)
近所の100円ショップで文房具を買ったら、
無条件で福引を引かされ、
女物の下着が当たった。

桃色だ。
熟れに熟れた桃色だ。

しかもパッケージ越しに見ても、
派手なレースのヒラヒラがついてて、
放っておいても襲われそうな勢いだ。

「あの、これ…」
と受け取るのを躊躇っていたら、
係りのおばちゃんはしばらく考えてから、
「あっ」と呟いて、
「黒もありますよ!」
と、
強引に俺の手の中の桃色パンティーを、
漆黒のパンティーに差し替えた。

そして、何故か意味深な微笑を浮かべつつ、
俺の肩を軽くポンポンと叩いて一言。

「これ、シルクよ(はぁと」

と…。


怖い。
怖すぎる。
あの100円ショップには当分行けない。




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設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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