翠の日記

2002年09月11日(水) 第2回囲碁教室

 開始時間が実は6時だったことが判明した。時間にルーズな社員に、開催者の先生への配慮と思い至ると、恥ずかしい限りである。
 5時半からぽつぽつと集まった参加者は、各々前回の復習とばかりに前の席の人と対局していた。あまりの白熱ぶりに、先生が見えても、はじめはそれを見てのアドバイスを受けるという時間になった。
 私の相手は碁を打って何十年という方だったので、コテンパンにのされてしまう。打っている間に、「そこに打つとこうなる」と教えてもらっても負ける…。
 「1ヶ所生きれば十分ですよ、納得できないでしょうけど」という先生の言葉に、負けず嫌いが見破られていると、ちょっと恥ずかしいかもしれない。
 今回はダメつめと終局についての講義をしてくださったが、「石がどこにあるか覚えていられる人は、最後に埋めなくてもいいですよ、でも、ほとんどの人が忘れます」と笑いを誘う講義してくださるので、受ける方はとても楽しく覚えられるのだ。
 7時半を過ぎて、もう終わりの時間をいうころに、TVがついて「ヒカルの碁」が映し出された。進行役の常務が「みなさん、ぜひ観て下さい。先生もたまに出ますから」(先週のGOGO囲碁)と宣伝すると、「いえ、キャラクターではありませんよ。漫画みたいな顔してますけどね」と先生。
 やはり、お茶目な先生である。次回も楽しみだ。


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