翠の日記

2003年03月15日(土) 『マウストラップ』

 アガサクリスティ原作の舞台に行ってきました。
 ミステリー好きなわりに読書量が圧倒的に少ないので、読んでいません。
 ロンドンでは初演から50年たっても、未だに上演記録を伸ばしている作品だそうで、推理物としては珍しいそうです。
 推理物って犯人がわかっていても読みたくなるものと、二度と頁を開かないものの違いって、やはりキャラクターですよね。
 キャラクターが好きになれると、また読みたくなる。まして、劇ともなれば、配役の違いも大きいでしょうから、その影響も大きいでしょうか。
 かつての児童虐待死事件が関わっているというくだりから、オリエント急行みたいに全員が何かの関係があるのではと疑いました。謎説きが始まるまで、どんな新事実が現れるかわかりませんから。
 原作を読んでいないので、文句つけるのもどうかと思いますが、内海が「26歳に見えなくもない」はアリとして、高汐さんが「えぇ、27歳?(見えない)」もいいとして、勝野さんが彼女より年上の設定ってちょっと???
 全体に見かけで年を判断しちゃいけないって話だったから、まぁ……でも、うーむ。
 年齢以外に違和感はまったくありませんでした。内海も若夫婦の夫が似合うようになってきましたし。
 春風さんから内海に花が届いていたのには、ちょっと驚きました。
 「二人でお茶を」から8年くらい経っているのに、何て義理堅い。と思ったら、高汐さんともその時共演してるから、きっとそれもあるんだろうな、と。
 パンフで面白かったのが「ずっと続けていることは?」に「ダイエット」と答えていたこと。「本当か?」と思わず突っ込みを入れたくなりました。それっていつも言われてるからその気になってるだけじゃないの???
 相変わらず、細かった。時代物以外が珍しいので、新鮮でしたが、なぜか衣装が合っていないんですよね。肩に合わせて既製品?だからでしょうか、見るからにダブダブ。着物とかシャツだけとかだとそんなに感じないんですけどね。
 次回の予定は6月の帝劇。何故か6月は結構重なっているので日程に注意しなくては。


 < 過去  INDEX  未来 >


翠 [HOMEPAGE]

My追加