2003年05月01日(木) |
名探偵コナンー『迷宮の十字路』 |
毎年恒例となったコナンの映画。いつも友人と平日昼間に観に行くことにしているのですが、4月から毎月1日が映画の日になったせいか例年より若干人が大目でした。しかし、謎なのが、私服のどう見ても中高生がいること。有給のある社会人や、授業を自分で選択する大学・専門生、おそらく親の都合の小学生(これも問題と思いますが)はともかく、君たち学校は? 真面目な学生生活を送っていた私には理解不能な存在なのでした。 オープニングが手毬歌だったので、もう少しおどろおどろしい話かと思っていたら、とっても明朗な事件でした。欲を言えばもう少し、犯人の演出に義経記を使って欲しかったかも。舞台は京都ということで、観光案内も兼ねていて、ちょっと2時間ドラマ風。 コナンと平次は終始「義経と弁慶」状態でした。五条大橋で偶然再会とか。鞍馬寺で襲われたときに、犯人を追って森の木を滑り下り、木から木へと飛び移るコナンの姿を「牛若丸みたいなやっちゃな」と平次が評したりとね。スクリーンの外から観ている方は「コナン!その靴の裏にはローラーが付いてるの?」と突っ込みたくなりましたが。 その後のカー(バイク)チェイスはCGふんだんに使って迫力満点。ただ、私はどうもアニメに親しみがあるので、CGは微妙なんですが。 誘拐された和葉の救出シーンでは、篝火焚いて待ち構える演出が笑えます。しかしそんなことが吹き飛ぶくらいに、違和感のある関西弁を使う探偵(笑)にドキドキ。帽子が飛んだときには思わず「幻じゃないのねー」と友人と一緒にスクリーン指しちゃったりして(迷惑千万) そして、やっぱり、蘭ちゃんは空手を披露しなくちゃいけないと思うわけです。女の子の特技は活かされなくては!(いえ、ちゃんとありましたよ) パンフで前作2作に比べて、派手じゃないとありましたが、とんでもない。ロンドンは京都で釣合が取れてるし、前述の犯人追跡や、平次と犯人の殺陣などは十分に見ごたえがありました。「嘘だー!(妖刀村正出現!?) 無理だー!(屋根の上の決闘)」とか、心の中で思いつつも、それが楽しかったりするんですよね。どんどんやってください。 エンディングのラストにはやっぱり映画8弾製作決定の報告もあったし、また来年が楽しみです。
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