今日は今まで先延ばしにしてきた、こまごまとしたものを消化した!と言う気分です。 まず、9時半から東京都美術館で「ロマノフ王朝展」 宮廷生活の部での、テーブルウェアやドレス・軍服・礼服、装飾品は煌びやかでありつつ、色彩は統一されていて、落ち着いた雰囲気でした。 それより華美だったのが、宗教関係の品々。十字を象った胸飾りや儀式用の聖書・十字架・杖、そして、イコン。小粒の真珠で覆い尽くされ、色とりどりの宝石で飾られると、教会にこれで良いのだろうかと無宗教の私は思ってしまいます。 イコンを見ると、「ギャラリーフェイク」を思い出したり、つい漫画で得た(授業でと言わないあたり…)ロシアの記憶を総動員して眺めていたのですが、コナンで使われたエッグはなかったので、少し残念でした。 それでも、出口の売店ではエッグをモチーフにしたアクセサリーを売っていたりして、ちょっと悩みました。他に何が目ぼしい物…と思って視線を移動させると「名探偵コナン−世紀末の魔術師上・下」の文字が! かなりの驚きです。一体誰がこんなところに行商に来たというのでしょう?(いや、出版社の営業だろうけど)商魂逞しいと思いました。 続いて、外苑前まで、高田明美さんの絵(の顔料出力紙)を取りに行って、昼食後、帝劇に寄って6月舞台のチケットを引き換え。 最後に本日までの「キャッチミーイフユーキャン」を観ました。昨日映画館で「2日まで」の文字を見て、諦めようかとも思ったんですが、どうしても観たかったので。 ディカプリオはとっても可愛らしい少年を演じていました。家族を思うときの瞳がもう、切なくて。クリスマスの電話や、逮捕のシーン、司法試験のタネ明かしの「信じる・信じない」の駆け引きも結構好きです。それにしてもこの話、実話なんですよね。「事実は小説より奇なり」にしてもすごすぎ。
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