辛島美登里の新アルバムのタイトルです。 ジャケットは本人の写真が使われることが多いのですが、今回はイラスト。曰く、「辛島、何勘違いしてるのって、思われそうで怖いから(笑)」だそうです。いえいえ、とんでもありません。最前列で見る辛島さんは、本当に年齢を感じさせない可憐さを持っていました。十分「やまとなでしこ」です。 この日は、珍しくライブハウスで、しかも1日2回公演。新アルバム曲+リクエスト曲のコーナーということで、曲に寄せられたエピソードなども披露してました。中には小説のような展開が繰り広げられ、一体どうなるのか不安なものもあったりして、楽しい演出でした。 曲ができたきっかけで、笑ってしまったのが「Lotus」。 「行きずりの老婆」「一面に蓮の華」「召される空」というフレーズに宗教的・幻想的なものを感じたと、友人とも話していたのです。それが、突如思い立った旅先で、お婆さんにすすめられるままにデジカメ片手に写真を撮っていたら、蓮畑の持ち主らしきお爺さんに怒鳴られたという……。「あんなに怒られたのは小学校以来」だそうで。 CDとはアレンジが変わることから、コンサートで好きになる曲が多くあります。 やっぱり、生(ナマ)はいいと、しみじみ感じ入りました。
|