翠の日記

2003年07月02日(水) 同じ温度って難しい。

 今ごろになって、「伝説のマダム」の最終回を観て、びっくりしました。都合3回くらいしか観なかったので、ここに至る展開はわからなかったのですが、牧師(草刈正雄)とマリ(桃井かおり)が親友だったとは!
 最高の試合の後、「おまえが女だったら結婚する」とまで、高揚した二人。その後、消えた親友が女になって、ウェディングドレス姿で現れたのを見たとたん、逃げ出した気持ちの方が想像しやすいですよね。
 冗談で「私が男だったら嫁にしたい」とは言ったりしますが…。

 マリのセリフの「こっちが思っているのと同じことを相手も思っているって、思っちゃダメよ。熱が上がり過ぎたら、冷まさないと。相手の温度に合わせないとね」
 これは何にでも言えることなんですけれど、やはり人間関係って難しい。

 以前JangleSmileの「おなじ星」で「たとえあなたが女に生まれていたとしても、私の心は必ずこの場所辿りついてるわ」という歌詞に疑問を抱いて、バカな質問を年下の青年にしました。
 QES=もしも、「あなた」が女に生まれいて、友人としての関係をもった場合、そのときの彼女は、恋人にはどういうタイプを求めるのかな?
 ANS=根本的には異性は違うと思いますが、人間的に考えてみると、同じ物は必ず持っている人だと思います。

 根本的に異性は違う。それが普通の感覚なんですよね。どんなに好きでも、同性は恋の対象にはならない人が圧倒的に多いのです。それが恋になってしまうとしたら、その人はそういう回路を持って生まれてきたのだと思っています。
 だから、一人の同性を好きになったら、次も同性だろうな…と。
 回路は恋だけに限らず、あらゆることに対して、そう仕組まれているとも思います。就職採用診断(?)などでも、どんなに違う道を辿ろうとしても、行きつく先が同じになってしまうって、そういうことです。


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