2003年10月11日(土) |
『BLOOD BROTHERS』 |
青山劇場正面の柱に貼られた巨大ポスターがモノクロの良さが発揮されていてとても素晴らしいです。 舞台自体は、思ったよりも重くなくて、すっきりとしていました。 人死んだりする展開だと、いつもなら涙ぐんでしまうのに、あっさりしていたので、「アレ?もう終わり?」みたいな。 BIGと違って、7才も大人がやるというので、どうなるんだろうかと心配でしたが、さすが舞台! 70才越えても20才ができるように、30才越えたって7才はできるのですね。 それにしても、1幕の終わりまでずっと7才のままとは、これにはさすがに驚きました。 大人(といっても14〜18才:笑)になってからの、育ちの違いによるお互いの心境の変化を表す場面が少なかったのは、残念だったかもしれません。 でも、だからこそ、可愛い(?)舞台として観られたのかも。思い起こすのは1幕のエピソードばかりなんですよね。 ミュージカルの割に、主人公の双子の歌は少なくて、メインは母親というところは、やはり実力のせいでしょうか? ラストで島田歌穂と狂言回しの真琴つばさの間に、篠原ともえが入ったとたん、なんだか違和感を感じるんですよね。ピンだと綺麗な声なんだけど、二人に挟まれると弱くて儚くなっちゃう。 帰りがけに追加チケットが発売されていたけれど、さすがに突然の平日昼間はちょっとムリでした。もう一回くらい観たかったかも。
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