いつも帰りの電車は、座るために始発まで5分戻るのですが、今日はその5分で熟睡してしまいました。 「もしもし、終点ですよ」 という、心優しい女の人の声に起こされまして、いや、もう、まったく気がつきませんでした。多少寝不足の感はあったものの、我ながら驚きです。 そして、寝ぼけていたので、その人の顔など覚えていなくて、ただただ、感謝とともに、改札を出る後姿を見送ってしまいました。 私が寝ていた電車は折り返すと、違う路線に行ってしまう電車だったので; 本当に危なかった; 当然のように、電車の中でも再び寝こけてしまったのでした。
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