ととかむにっき。
★GENと・にしやまと・いたちたち★

2007年02月07日(水) トトらしいです。

  本日、火葬してきました。
  朝からトトと職場に出かけるのなんて、
  初めてのことです。

  午後から休みが取れたので、
  13:30の到着を目指して、
  職場から直接出発しました。

  行く途中に、
  トトの大好きなポンポン(毛のかたまり)を買い、
  準備万端です。

  ちょっと迷いながらも、
  安佐町のペット霊園に到着。
  まずはお経をあげてもらいました。
  お経はテープなのですが、
  もっと音質のよいものがいくらでもあるだろうに
  と、ついつい思ってしまう2人でした。

  読経の間、目をつぶると、
  トトとの思い出が沢山浮かんできます。
  いつもいつも、偉そうなトトでしたから、
  あまりじゃれついている映像は浮かびません。
  唯一、トトがじゃれついたのは、
  ポンポンだけです。
  それが棺に入ったのだから、
  トトも満足していたと思います。

  「うんむ。よく気がついたぞ♪」

  と偉そうにつぶやいているかもしれません。

  さて、二日前の夜に涙がでたものの、
  それからは、平然とトトの話もできた2人でしたが、
  やっぱり涙が出たのは、
  点火スイッチが押された瞬間です。
  ゴーッという炎の音が、
  やりきれないくらい、悲しい。
  本当に、なぜか。

  待合室で待っている間、
  骨壺の大きさについて話していました。

  GEN「ジョジョのより小さかったら怒るだろうね。」
  にし「うんうん。同じ大きさにしてもらおうか。」
  GEN「六角形の包みも、違う色にしないとね。」
  にし「何色が良いかな?」


  けれど、お寺さんが持ってきたという、
  六角形の包みは小さいサイズ。。。。。
  一瞬、大きいのに変えてくれと、言いかけた2人でしたが、
  その包みは、ジョジョの包みよりも数段高級感のあるものでした。

  GEN「ジョジョのとは全然違う・・・!」
  にし「これならトトも満足するはず!!」


  骨壺の大きさよりも、包みの高級感が勝りました。
  トトにはふさわしい、きらびやかな、
  “偉そう”な包みです。

  トトのお骨は、とてもきれいなものでした。
  係の人も、
  「病気だったのに、そんな跡のない、きれいなお骨ですね」
  と、仰ってくださいました。
  野蛮な骨はみせられん!……そんな気持ちなのでしょうか。
  最期の最期まで、トト「様」なのでしょう。

  2人ともまた職場に戻らねばなりませんでしたので、
  車にトトを乗せ、火葬場をあとにしました。

  家では、元気な7匹が待っています。


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