本日、火葬してきました。 朝からトトと職場に出かけるのなんて、 初めてのことです。
午後から休みが取れたので、 13:30の到着を目指して、 職場から直接出発しました。
行く途中に、 トトの大好きなポンポン(毛のかたまり)を買い、 準備万端です。
ちょっと迷いながらも、 安佐町のペット霊園に到着。 まずはお経をあげてもらいました。 お経はテープなのですが、 もっと音質のよいものがいくらでもあるだろうに と、ついつい思ってしまう2人でした。
読経の間、目をつぶると、 トトとの思い出が沢山浮かんできます。 いつもいつも、偉そうなトトでしたから、 あまりじゃれついている映像は浮かびません。 唯一、トトがじゃれついたのは、 ポンポンだけです。 それが棺に入ったのだから、 トトも満足していたと思います。
「うんむ。よく気がついたぞ♪」
と偉そうにつぶやいているかもしれません。
さて、二日前の夜に涙がでたものの、 それからは、平然とトトの話もできた2人でしたが、 やっぱり涙が出たのは、 点火スイッチが押された瞬間です。 ゴーッという炎の音が、 やりきれないくらい、悲しい。 本当に、なぜか。
待合室で待っている間、 骨壺の大きさについて話していました。
GEN「ジョジョのより小さかったら怒るだろうね。」 にし「うんうん。同じ大きさにしてもらおうか。」 GEN「六角形の包みも、違う色にしないとね。」 にし「何色が良いかな?」
けれど、お寺さんが持ってきたという、 六角形の包みは小さいサイズ。。。。。 一瞬、大きいのに変えてくれと、言いかけた2人でしたが、 その包みは、ジョジョの包みよりも数段高級感のあるものでした。
GEN「ジョジョのとは全然違う・・・!」 にし「これならトトも満足するはず!!」
骨壺の大きさよりも、包みの高級感が勝りました。 トトにはふさわしい、きらびやかな、 “偉そう”な包みです。
トトのお骨は、とてもきれいなものでした。 係の人も、 「病気だったのに、そんな跡のない、きれいなお骨ですね」 と、仰ってくださいました。 野蛮な骨はみせられん!……そんな気持ちなのでしょうか。 最期の最期まで、トト「様」なのでしょう。
2人ともまた職場に戻らねばなりませんでしたので、 車にトトを乗せ、火葬場をあとにしました。
家では、元気な7匹が待っています。
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