今朝方 担当のYさんの娘さんから 電話をいただきました 内容は 今回の骨折の手術は 年齢から言って とてもリスクの大きい手術になるそうです 手術をしないと 痛みとたたかいながら 寝たきりの状態で機能低下し 亡くなるのを待つような感じだそうです 手術はそう難しいものではないのですが 麻酔に耐えられる心臓かどうか 骨折部分をとめる金具が もろくなった骨に 耐えられるかどうか ・・・色々といわれたそうです
電話の声は少し興奮気味で 時々涙声になります 『私は・・・手術が成功して ちゃんと施設に退院してきて リハビリを頑張って 歩けるようになると思っています 望みは捨てずに 本人を励ましていくつもりでいます』 私まで泣くわけにはいきません 「今まで良くしていただいて 本当にお世話になりました」 ・・・なんといっていいのか 退院してくる・・・そう信じているのに
Yさんの様子は 娘さんとも共感したのですが とても素直で 明るくて 聞き分けがいいということ Yさんの賢さがよくわかります 娘さんがご主人に言うと「最後の輝きだろう」 と言われたそうです 娘さんご夫婦は 手術のリスクの話を聞いて 心を決めたと言っていました すっかり諦めてしまったようです 望みは持ち続けましょう と 何度も話すと「そうでしたね 気持ちが通じていたら いいものも駄目になってしまうものね 希望を持ちましょうね」 と 言ってくださいました これからが心のケア 本番・・・ですね 私のほうがしっかりしないと・・・
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