いっしょくんの日記

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なんとなく 読んで下さいね。

2005年08月16日(火)  退院


 6月23日の朝 1人で食堂へ出てきたYさんが
 転倒して骨折してから 約ひと月半
 とうとう昨日の午後 退院してきました
 1度退院の予定がありましたが
 退院の不安からか 心臓に乱れが出て
 延期になってしまったのです
 やっと・・・という感じの退院です

 先週は 蕁麻疹だの旅行だので
 お見舞いにいけなかったせいか
 少々 不機嫌ではありましたが
 時間が経つごとに 許してくれたようです
 
 不整脈が出るほど気になる存在のNさんとは
 部屋を離すべきと ヘルパー室前を通らないと
 たどり着かない居室に一時入居しました
 NさんにはYさんの退院は知らせていません
 食事も時間差で食堂に入ることにして
 徹底的にYさんとNさんを引き離す作戦です
 施設に帰っても 一向に現れないNさんに
 不思議な思いを抱いていることでしょう
 「Nさん・・」と 時々思い出したようにつぶやきますが
 私も 誰もその話題を拾いません
 仮部屋は少し狭くなり 本部屋に戻らないと
 用が足せないものもあったりで
 何かと不便なのは私です
 入浴やリハビリについて どう考えているのか
 尋ねた矢先に 今日はもう火曜日だから
 今週は火曜と金曜に入浴してくださいとのこと
 少々閉口しましたが 体が臭っているのが気になったのは
 私も同じでしたから できればお風呂に入っていただきたい
 部屋に戻ってはNさんに会ってしまうので
 ヘルパー室前の男性風呂を使うことが許されました
 有料老人施設だけって 温泉地の露天風呂みたいな
 岩風呂風ですから 私はちょっと楽しみ
 
 部屋から小道具を持ってくる間もなく
 とにかくやってみることに・・・
 ありがたいのはYさんが私を信頼してくれていることです
 怪我の後だし 慣れないお風呂だし
 内心ちょっとおろおろだった私ですが
 Yさんは安心して入浴を承諾してくれました
 大きなお風呂ですから 介護しやすくて
 入りながら 次回は部屋からシャンプーハットと
 ミトンたわしを持ってこなきゃ とか
 あの手すりを使って洗おうとか 
 車椅子はあそこで降りて ここまで歩いて・・・
 あれこれ気付くことがたくさんありました
 病院ではいつ入ったか忘れてしまうくらい
 入れてもらえなかったそうで
 「さっぱりした」と喜んでもらえたようです

 やはり 今が大事な時です
 自立生活を目標にすることを意識して
 精神介護にあたらなくては
 Yさんをだめにしてしまいます
 気丈なYさんですから
 いい経過を辿れることでしょう


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