100円でできるカードゲームなのですが 女の子に大人気です 100円で出てくるカードには 髪型 服 靴 アクセサリーがあり それをゲーム機に゛シュ゛っと通すと キャラクターがその髪形になり ゛シュ゛服 ゛シュ゛靴 ゛シュ゛アクセサリー と見る見る最強に変わって行きます コーディネートはこうでねぇと? なぁんて 古いこと言ってる場合じゃなく それでストリートでダンスしたり歌ったり ディスコに行ったりして ラブちゃんとベリーちゃんが競うわけです それにあわせて応援するために ゲーム機の大きなボタンを歌にあわせて 叩く 叩く 叩く・・・・ 上手だ上手だと褒められちゃうのです これは女の子にとって それはそれは魅力的! カードホルダーに100枚近く持ち歩き ゛シュ゛゛シュッ゛っとしては 叩く叩く叩く もっと嬉しそうに楽しそうにできないのかと思うくらい 無表情でやっているのが印象的です
その波が 我が家にも押し寄せてきました それなりのお宅で 2万円相当のカードを持っているそうで ケースも2つになったそうです ダブったカードもあり いらない・・・状態ですって・・・んー そんなある日 下の娘のお気に入りのカバンが ドデット落ちていて 掃除機をかけようと 拾い上げると 何か重い・・・ お財布は私が預かっているのに? と 手を入れると ゴムで束ねた ラブ・ベリのカードがゴロンと出てきました その数50枚・・・5000円相当です あわてましたよ 隠しているところを見ると いけない気持ちはあるようでしたから 学校から帰って どうしてこんなにここにあるのか聞くと 「拾った」(←わかりやすい嘘だこと・・・) 『そんなわけ無いから ちゃんと教えて』 「○○ちゃんにもらったの・・・」 『ダブったって言ってたカードね?』 「うん いらないって言うから」 『そうか・・・まずこのカード全部で 5000円かかっているのね ○○ちゃんのお父さんお母さんおじいちゃんか゛ ○○ちゃんが喜ぶだろうなって 一生懸命お仕事していただいたお金で ゲームさせてあげたのね DSのソフトよりも高いよね ソフトがいらなくなったからって あげたりする? 』 どういったらわかってくれるか 長々話しても効果が無いのと わかりやすい言葉にするので必死な私です 涙涙の娘でしたが 50枚全てお返しして落ち着きました その子が1人でゲームセンターで遊んでいる姿も見ていますから なんとも複雑な思いです このゲーム カードが揃えば揃うほど 深みにはまるようになっています 何度も遊ぶことでダンスが上達し 叩きも上手くなる RPGですね スペースをとらないから いたるところに置かれるようになり キャラクターグッズが エンピツだの お弁当箱だのとあふれてきました とにかくセガが 稼ぎまくっているのがわかりますよね 私だってまったく駄目というわけではないのです 「やりたいやりたい」の大騒ぎのとき 一度だけさせたことがあり そのときも一度では楽しめないようになっていること お金を使えば使うほど上手になるから きりがないということをじっくり話して聞かせました その後はしばらく関心がなくなったようでしたが やはり目の前で 「要らない要らない」と はじかれるカードを見て 「もったいない・・・要らないなら私が・・・」 と思ってしまったのも 無理はないのでしょうかね・・・ なんだか 主婦みたいな子ですけどね
次から次から 押し寄せてくる新しい戦略に 屈することなく戦う母なのであります
|