いっしょくんの日記

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2006年08月20日(日)  亀吉パート2


 亀吉大作戦は
 無事に終了しました

 自然の川や沼の生態系を崩すようなことをしては
 よくないというのは わかります
 ではどこが亀吉の住まいに適しているか
 ずいぶん悩みました
 昨日のメールを読んだお友達からメールがありました

 ある動物園で「あなたは無責任にかめを飼えますか!!」
 と 大きく成長してしまったグロテスクな亀たちが
 無責任な飼い主を減らす協力をしていたそうです
 それを見て 亀を飼い始めたことにショックを受けてしまったとか・・・

 私も 川で外国にしか生息しない亀が見つかったり
 小さな河川でいるはずの無いワニが見つかったり
 そういうニュースを見聞きして
 どうして始めにわからないのかなぁ・・・
 と 思ってきたことですから
 事の次第がよくよくわかります
 そして今 軽い気持ちでお祭りですくった亀を
 どうしようと悩み果てていた自分がいて
 あのニュースがぐるぐると頭の中を回っているのです
 
 そして何年も悩み続けて出した答えが
 亀吉の自由でした
 無責任なことだし 長いこと手をかけてきた
 愛着だってありますし 「亀吉」は「亀吉」なのですから・・・

 かねてから亀にいい環境だと確認し続けてきた
 棒公園の 棒庭園
 亀吉を厚い新聞で着物のように巻き
 ぐるぐるしばり袋に入れて暗い気持ちで出かけました
 暑い公園には 人がたくさん出ています
 ここなら良さそうという目立たない端のほうを見つけて
 亀吉を放流・・・
 亀吉一目散に泳ぎ池の底に消えていきました
 (・・・・ごめんなさい)
 ちゃんと泳げているかな
 お友達とうまくやっていけるかな
 我が子を世に送り出すような不安で一杯になりました
 公園でくつろぐ人たちに不快感を与えてはいけないと
 気配りしながら
 池をぐるぐる見て回ります
 亀吉よりも三倍くらい大きな先輩亀があちこちにいます
 (亀吉をよろしくお願いします)
 きっとこの亀たちも 訳あって
 第二の住処になったんだろうな・・・
 なんて 心がきりきり痛む思いで眺めてしまいました
 あんなに狭かったお家から
 泳いでも泳いでも終わりが無い
 大きな大きな家になり
 飼い主の目だけで見ると
 亀吉は幸せそうでした

 「あーーー亀がいる 亀だ亀だぁぁ」

 ちっちゃな男の子が おじいちゃんに見せようと
 嬉しそうに指をさして大きな声をあげていました
 そんな様子に 少しだけほっとしてみたりもして・・・
 
 やっぱり無責任だな
 罪だよな

 今度干し海老を持っていって
 こっそりあげようかな

 今頃どうしているかな
 ちゃんとお友達とうまくやっているかな
 何か食べたかな
 眠れるかな
 ・・・寂しくないかな

 
 


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