くるくるくろりくくろにくる
いんでっくすふるいのあたらしいの


2004年03月02日(火) サクサクの日

他所の部署から書類が流れてこず、仕方無しにノルマ終了せず帰宅。

仕事はキレイに片付かなかった分、体力が余っているのだろうか、帰りの電車で受験勉強ノルマの問題集2ページを5ページも進ませる。
夕飯にどうしても煮物が食べたくなり煮る物を見繕い買い物をすませ帰宅。
風呂を洗い沸かしながら洗濯機を回す。
洗濯終了まで蓮根とかガンモとか煮てみる。
胡瓜の梅肉和えなんぞも作ってみる。
大量に購入した食材を刻んだり小分けにしたりして冷凍庫へ突っ込む。
洗濯物を干す。
おっと風呂が沸いたのでガスを止めなくちゃね。
出来上がった煮物などで夕食を済ませる。ぞんざいに作った割には煮物上手いじゃん。
後片付けをする。
お茶を淹れて飲む。
引き続き英語の勉強をする。

3ヶ月に一回ぐらいこんな日がある。
こんな日が毎日あればだ、きっと一角の人間に成っていただろうに。

どうして気分ってコントロールすることが出来ないんだろうなぁ。
したくなったり、する気がなくなったり、兎角生きているって面白いもんよのぅ。

それはそれとして、NHKで「フィラデルフィア」を見る。
嫌いな映画じゃないけど、見終わった後のやるせない気分がねぇ。
淋しく(この場合はサビシイではなくサミシイ)なっちゃうんだよ。
話自体も何ともシンミリしちゃう終わり方だけど、そこと切り離しても、最後の主人公の子供の頃のフィルム映像が堪らなくノスタルジックなんだ。追悼で流しているという設定とは全く別の独立した短編映画のようで。
終わってしまった、過ぎてしまった、二度と戻ることの無い時間の記憶が呼び覚まされて、自分は幼くて、無力で、でもただただ愛されていたことがあるんだよと知るともなしに判る記録ってのが心に染み入る。
誰もが共感できる部分では無い(残念ながら)のかもしれないが、オイラは幸福な子供時代を送った事を肯定するにやぶさかではないな。


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