あまおと、あまあし
あまおと、あまあし
 2003年08月04日(月)


かぞえて六度目の 夏

ひかりは留まり
けれど地表は暖まらず
じれた貴方の足は
わたくしの腹を蹴破った

土塀に影を残しながら
這って行く青色の皮膚に
わたくしの声は優しかっただろうか



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 著者 : 和禾  Home : 雨渡宮  図案 : maybe