デコラのひとりごと。
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大学病院への転院が正式に決まった。 バタバタと荷物をまとめる。 移動はなんと、救急車。 朝はわりと元気にしていたユウだったけど 本人も思ってもみない展開だったのか 緊張で青ざめていた。 お世話になった医師や看護師に見送られて 救急車が出発した。 ユウは緊張しすぎたのか、 現実逃避するように爆睡していた。
高速で1時間半弱で大学病院に到着。 まずは小児外科を外来で受診。 いろんな書類を書き、総合受付で手続きをし レントゲンや心電図検査を受けた。 小児科病棟に入院するにあたって、 本人や付添の保護者(両親共)が、 麻疹、風疹、水疱瘡、おたふく風邪の免疫が あることが条件とされていた。 慌てて実家に電話して確認。 どうにか私もダンナも条件クリア。
血液検査の採血で、ユウが泣く。 この数日で何度も針を刺したがやはり慣れない。 可哀想だけど仕方ない。私も採血は苦手だ。 小児外科の医師はとても優しくて親切だった。 病状や手術について、丁寧に説明してくれた。 手術は今日の夕方に決まった。
そして、病室に移動。 小児科病棟は新しくて、とても綺麗だった。 とりあえずは個室だが、後日4人部屋に移動するらしい。しばらくして、ダンナが到着。 付添用の簡易ベッドを借りに行ったり 入院生活の説明を受けたりした。
午後5時になり、手術室へ移動。 迷路のような院内を歩く。既にもと来た道がわからない。 1人だけ手術室まで付き添って良いと言われ 私がついて行った。 麻酔が入る瞬間まで不安そうなユウの手を握る。 頑張ってね。頑張って。 祈るような気持ちで、手術室を後にした。
看護師が呼びに来たのは、午後9時前だった。 麻酔から覚めるまでが手術とのことだったが いてもたってもいられない数時間だった。 手術室に迎えに行くと、ユウは鼻にチューブが 通してあり、それがイヤでたまらないという顔で 「まだ終わらないのぉ〜」と言った。 医師や看護師に笑いが起きる。 その笑顔に手術が無事に終わったのだとホッとする。 「もう終わったよ。そのチューブはもう少し我慢してね」 医師が優しくたしなめるように言った。
ユウ、お疲れさま。頑張ったね。 本当に頑張ったね!
decora
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