APSの日記
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千です この間三遊亭楽太郎さんがラジオでこんなこと言ってました 芸というのはAVのほうがいい オーディオとビジュアルがそろっていたほうが芸として受け入れられやすい ところが落語にはビジュアルがない だから言葉をうまく使って聞いている人たちの頭の中にそれぞれビジュアルを描いてもらう 例えば同じことを言うにしても長屋の住民とかご隠居さんとかお侍さんとかで言い方を変える 「あんたんとこのいえのまえでこんなもんひろったんだけどよ、ちょっとみてみてくんねぇか」 とか 「貴公の家の前でこのようなものを拾ったのだが、ひとつ見てみてはくれまいか」 とかって感じ ちなみに先のほうが長屋の住民で後のほうがお侍さん ポイントは漢字の使い方 長屋の住民としてしゃべるときにはひらがなでしゃべるように心がける そのほうが教養のなさというのがよく出るらしい ただ最近は少しやりずらくなっている部分もあって 時代の流れというかなんと言うか 「はっつぁんくまさん」といっても頭の中に漢字を浮かべてしまう人が増えてきたらしい う〜ん だからなんだと言われてしまうと困ってしまうが なんとなく頭に残っていたので書いてみました
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