台所のすみっちょ...風子

 

 

人間関係 - 2004年09月01日(水)

女の子同志というものは、どうもややこしい。

例えば、何か言われた場合、自分がそうは思っていなくても

その時の相手の空気を素早く読み、

「うんうん・・」などと頷かなければならないこともある。

女の世界は男のそれと違って、悪口や妬みなど複雑な側面を持つことが

原因の一つかもしれない。


今日、とある駅のホームで二人の女の子を見かけた。

一人は流行のプッチ柄のキャミソールを着たエレガンスお洒落さん。

もう一人はTシャツの黒いジーンズというカジュアルお洒落さん。


二人はお菓子を食べていた。それぞれが違う種類を持ち、

時々交換なんかをして楽しそう。

その後、ホームに電車が滑り込み、エレガンスな方は食べるのを止めたのだが、

カジュアルな方は滑り込む電車の車体を見ながらボリボリ。

乗るときもボリボリ。椅子に腰掛けてもボリボリと忙しい。

口を動かすことを止めないその様子を見て、エレガンスな友人がひと言。

「○○ってさ〜、お菓子は一旦開けたら最後まで
 食べないと気が済まないでしょ?」

すると、「そうなのよ〜。絶対最後まで食べちゃうの」とカジュアルな方。

私は彼女達の向かいっかわに腰をかけながら、次にエレガンスな方が

どんなふうに返すのかと見守っていた。

いや、電車にも乗ったことだし、

「もう食べるのやめなよ〜」と注意するものだと思っていた。

だが、言ったセリフは

「そうなんだ〜、偉いね〜。私なんか開けても残しちゃう」だった。


菓子を一袋一気に食う友人に「偉い」とはどういうことなのか・・

友人なら、止めてやるのが友情じゃないのか・・と思った。


だって口から菓子を離さないその友人の体は、

明らかにかなりのカロリーオーバー。

ハッキリ言ってデブだった。



おしまい。


...




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