台所のすみっちょ...風子

 

 

早起き - 2004年10月14日(木)

私がドラッグストアーやスーパーなどの新聞の折込広告に

目を通すのは決まって夜の12時頃だ。

何故かって?ふふ・・理由は簡単。朝起きて新聞を取りに行けないからだ。

だから、私にとってそれらのチラシは、

「本日はこれがお買い得!」のお知らせではなく、

今日の出来事のような、「こんなものが安かったです」という

単なる結果報告に過ぎない。

倹約!などと口では言いながら、私は

お買い得チャンスを日々逃がしているのだ。


そんなこともあって、最近の私は「早く起きる」ということを

考えてみたりする。

例えば、起きるのは・そう・・6時半。

ゆっくりコーヒーを沸かし、パンを焼いて朝食の準備をし、

すべての用意が整ったところで、夫を起こす。

「行ってらっしゃい」と彼を見送った後は、朝の散歩。

空気はきっととても澄んでいて、爽やかな初秋の風が私の頬を

撫でるに違いない。

そして、帰り際一階の郵便BOXから新聞を抜き取り、

部屋に戻って目を通す。もちろん折込広告にも。

これなら、健康にも良いし、お買い得情報も早く手に入れることができる。


今日の夜「トリビアの泉」で

「お年よりが選ぶ、こんなことわざは当てにならない」

というのをやっていた。

「早起きは三文の得」がベスト10に見事ランクイン。

インタビューをされていたお年よりは

「早く起きても遅く起きても一緒だぁ〜」と笑った。

そうなのだ。お買い得の食材といっても、

それが例えば、普段扱ったこともないアボガドだったりすれば、

私にとって何の意味もない。

それに、大家族じゃないからシャンプーやリンスは別に買い置きしなくても

日々の大勢に影響はない。


人生の大先輩であるお年よりの考えに妙に感心した私は、

早起きを止めて今まで通り自然体で生きることにした。


おしまい。


...




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