台所のすみっちょ...風子

 

 

粘り。 - 2004年11月19日(金)

気の早い話かもしれないが、今年ももう少しで終わりだ。

年の初めはあれもやろう!これもやろう!と私なりの

目的があったハズなのに、たぶんその半分、いや

三分の一もできていないような気がする。

今さら足掻いても、あと一ヶ月半あまりで一体何ができようか。


などと、一人考えながらタバコを吸っていたら、

納豆一粒が流し台の下の扉にくっついているのを発見した。

それは夕飯の仕度中、納豆を激しくかき混ぜたとき、

勢い余ってこぼれた数粒の納豆の一つであると考えられる。

落とした分は全部拾ったつもりであったが、違ったらしい。


その納豆粒は、扉に垂直にくっついていた。

首を傾げて見ると、ピンと突っ立っているような感じ。

くっついているのは細い先端だから、接着面は少ないのに

もの凄い粘りようだ。

絶対落ちるもんか・・・という意志まで伝わってくる。


まだ今年は終っちゃいない。

諦めてはいけない、粘らなきゃ・・と

納豆に教えられた夜であった。


ありがとう、おかめ納豆。


おしまい。



...




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