台所のすみっちょ...風子

 

 

キュート。 - 2005年02月15日(火)

うちの旦那は毎土曜日、必ずサーフィンに行く。

鴨川にサーフィンに行く。

この前の土曜日も当然行った。

だから、出会った。カモちゃんに。


カモちゃんとは、千葉の鴨川あたりに住んでいる野生のアザラシである。

タマちゃんはヒゲの生えたイカ飯のようで可愛くなかったが、

カモちゃんは良い。ぬいぐるみみたいでとってもキュート。

頭1つ海面に出しプカプカ浮く姿を、ちょっと前ニュースで見て、

いつかは、旦那とバッタリ会うのではないかと思っていた。


「いやね、ボードに腹ばいになってパドリングしながら沖に向かってたのよ
 そしたら、海の中からポコっと海坊主みたいなのが出たのよ。
 で、なんだ〜?と思って見たら、カモちゃんの後頭部だった」
「ホント〜!?それって遠くにいたの?」
「いやいや、すぐ近く、俺のすぐそばでだよ〜!」

彼は出会った瞬間の様子を興奮気味でこう話し、

そしてさらに

「でね、口でコンコンって音出して呼んだら、
 もの凄い、もの凄い勢いで振り返ったんだ〜」

旦那が言うには、それは「エっ?何?なんか用?」という感じだったらしい。

よほど印象に残ったのだろう。

「ほらほら、こんな感じだった。こんな感じで振り向いたんだよ〜」

と彼は何度も言い、その度にいちいちカモちゃんが振り向くさまを

一生懸命、首をビュン、ビュンと回しながら、私に真似して見せる。


そのハシャギよう。

おまえの方がよっぽど可愛い。


おしまい。


...




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