台所のすみっちょ...風子

 

 

運命。 - 2005年03月15日(火)

今はカサカサだが、若い時の私の肌質はかなりオイリーであった。

いや、たぶん会社の中で一番脂っぽい「オイリスト」であっただろう。

放っておくとどんどん毛穴から脂が出る。昼休みの一回の化粧直しじゃ

到底間に合うわけがない。

だから私は良くデスクで顔の脂を取っていた。

そして、染みこんで色の変わった油取り紙を透かして見ながら思っていた。

「このあぶらもったいない。使った紙を集めて圧搾機かなんかで絞って・・
 何か・・そう・・例えば天ぷらとかに使えないだろうか・・?」と。


大量のゴミを引越し先に取りに行ったおととい、旦那は猛烈な花粉症に

やられていた。

車の中でするくしゃみは回数も勢いもものすごいものがあった。

立て続けに出るくしゃみにふと旦那が言った。

「くしゃみが出る時のこのエネルギー・・何かに使えないかなぁ〜
 例えばさ〜、発電とか・・・」


その時、この人と結婚したことに、運命みたいなものを感じた。


おしまい。


...




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