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キャリーバッグ。 - 2005年05月29日(日) 「これ欲しいなぁ〜」と言って 旦那が雑誌「R25」に乗っていたネット販売で、 キャリーバッグを注文したのは、一週間ぐらい前のことであった。 「そんなもの買ってどうすんだよ?」と言う私に向かって、 「何かと便利だからさ〜。ホラ、旅行の時とか〜」と彼はとても楽しげ。 で、金曜日。そのバッグが届いた。 形は四角。色は黒。底に小さい車輪が付いていて、 ゴロゴロと引っ張っていくタイプのヤツだ。 新しいものを手に入れたときは皆きっとそうだと思うが、 彼もまた、部屋の中をゴロゴロ動かしてみたり、 それを引っ張る自分の姿を鏡に映して、「う〜〜ん、いい!」などと、 嬉しさは隠せないようであった。 そして、昨日。キャリーバッグを前に、彼が一転して頭を抱えていた。 「あれっ?あれ〜?」と呟きながら。 聞けば、セキュリティーのために決めた暗証番号を忘れて、 バッグが開かないと言う。 「おっかしいなぁ〜?あれ〜、何番だったっけぇ〜〜?何番だぁ〜〜?」 何度も繰り返す彼の叫びを背中で聞きながら、私は思うのだった。 付き合ってられん・・・。 おしまい。 ...
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