たそがれまで
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2003年05月06日(火) のんびりいこう




先日もう一つの日記で、子育ての愚痴を書いた。
他愛もない悩みだとは思うが、それはそれで真剣に悩んでた。

私は今までの日記の中で、仕事上の悩み以外はリアルタイムで書いてこなかった。
いつも、あの時はこうだった。とか、あの頃はこうだった。とか、
過去形でしか、悩みを書くことが出来なかった。

それはきっと、弱みを晒したくないことや、
今回のように、他愛もない悩みだこと。と思われるのが嫌だったんだと思う。

娘の愚痴を書いた後、何人かの方からメールを頂いた。
どなたも本当に、真剣に私の悩みを受け止めて下さった。
この場を借りて、お礼を言わせて下さい。
本当にありがとうございました。

頂いたメールの中には、ご自分の体験談まで書いて下さった方もいた。
それがある意味申し訳なくて、書いた自分を責めかけた時・・・
ふと、考え方を変えてみた。

見たことも逢ったこともない私に、貴重な体験を教えて頂いたこと、
申し訳ないと思うより、有り難いと思うのが先だと。
そこから学びとれることを、精一杯実践させてもらうことが
私にできること。



ネットと云う媒体は、とかく問題点が多く指摘されているけれど
血が通ったような、温もりを感じられるような
そんな道具にするもしないも、モニターの前に居る人だ。
顔も声も、どこの誰かも分からないからといって
ただの捌け口に使ってしまえば、それはもう凶器でしかなくなる。

リアルだとか、バーチャルだとか、使い分けるほど私は賢くもない。
だったら、いいじゃないか、普段のままで。
リアルタイムで愚痴ってもいいじゃないか。
いくら「幸せ」を連発してても、悩みの一つや二つはある。
なぜなら、私は完全体にはほど遠い人間だから。








で、娘のことは、劇的変化はないけれど
少しずつ前進していければ良いかなぁ。
そんなふうに考えられるようになった。
アドバイスを頂いたように、もっともっと誉めてあげよう。
今までの時間を取り戻そう。

時間的に余裕ができて、かえって焦りすぎたみたいだ。
のんびり屋の娘のように、私も、もう少しのんびりいこう。







東風 |MAILHomePage

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