2002年10月09日(水)  映画観て 満たされぬ思い 持ち帰り



先日、

ロケット(ルッコラ)、
チャイブ(あさつき)、
ニラ、
バジル、
パセリ、

と、3つのプランターと1つの植木鉢に、
食べられるハーブばかり植えたんですが、
今朝見ると、ロケットの芽が出ていました。

料理でハーブが必要なときって、
きまって、ほんの少しだけ必要じゃないですか。
でも、買うとなると大量に買わなくちゃいけなくて、
ハーブは傷みやすいので、使い切れないと、
結局捨てることになったりしてもったいないので、
植えることにしたわけです。

小さなロケットの芽にいたく感動した私は、
今日また新たにプランターを3つ買ってきたので、
明日にでも残っている種をまこうかと思っております。

食べられる植物が育つのを見るのは、
食べること命の私には、最高の喜びだったりします。
私の夢は、「大きな庭で野菜を自給自足すること」
なんて、ロケットの芽がちょっと出ただけで言ってしまう、
愚かな、たまり@ウロンゴンです。


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今日、またしても、
彼の大学の映画館で、3ドル(210円)で映画を観てきました。

今日観たのは、日本でも最近公開された、
メル・ギブソン主演の『サイン』というやつなんですが、
またしても、はずしました。
ネタバレしちゃうので、感想(こき下ろし)を白文字で書きます。
読みたい方だけ、反転させて読んでちょ。


はっきり言ってウンザリしました。
私はどうして、SFが嫌いなのに、
観に行く映画という映画はSFなんでしょうか。
自分で自分に疑問です。


この話は、
アメリカのトウモロコシ畑に突如現れたミステリーサークル
から話が始まるんですが、
最終的には、地球が宇宙人に占領されかけるんです。

おいおい。
宇宙人モノをやりすぎてネタがないのは分かりますが、
飛躍しすぎの設定が胡散臭すぎなのです。


話の筋はいたって単純で分かりやすいのですが、
その分、メリハリをもたせるためか、
途中に人をイタズラに恐がらせる場面がちりばめられているんです。

突然ドアの下から、宇宙人の手がグワッと出てきたり、
ついていない真っ黒のテレビの画面に、
後ろに立つ宇宙人の姿がいきなり映っていたり。
その度に、大きな効果音がなるので、
びっくりして当たり前なんですよ。
恐くないのにびっくりして叫んじゃう、お化け屋敷のよう。


で、一番イタイのは、
宇宙人の姿を出しちゃってるところです。
アメリカの田舎のどこにでもありそうな現実的な生活の設定なのに、
宇宙人だけ非現実的な爬虫類系で、浮きまくりなんです。

鳴き声が「コロコロコロ」というカエルのような声で、
歩くときの足音は、「ペタペタ」。
オマエは河童か、と。


で、感じ続けていた宇宙人の気配が徐々に現実のものとなって、
最終的には攻撃してくるんです。
メル・ギブソンの家族は地下に隠れていたので助かるんですが、
(アメリカ映画らしく、全員無事です)
宇宙人がですよ、
地球よりはるかに文明が進でると言われている宇宙人がですよ、
攻撃するときは

素手。

うわ〜、やっちゃった。

地下に隠れてるってことを気づかれているのに、
ドアを「ドンドンドンッ」とか、ドアノブを「ガチャガチャ」
とかやるだけなんです。
中から男2人でドアを押さえてるだけなんですよ?
ドアは木なんですよ? 鍵すらもないんですよ?
宇宙人パワーで開けろよ、と。
人間レベルの素手の攻撃をするな、と。


攻撃の嵐が止んでしばらくして、
もう宇宙人は去ってしまっただろうと、
恐る恐る地下室から外に出てみると、
本当に宇宙人たちは去った後なんですが、
置いてかれたのかなんなのか知りませんが、
リビングに宇宙人が残っているわけですよ。
しかも、1人(1匹?)だけ!

で、その宇宙人はメル・ギブソンの息子を人質にとったので、
メル・ギブソンの弟が、宇宙人と戦うんですが、
弟くんが使う武器は、なんと、

木製バット。

メル・ギブソンの弟は昔、
マイナーリーグの野球の選手だったという設定なんで。

その宇宙人は木製バットでボコボコにされて、
最後には水を浴びせられて溶けて死ぬんです。



なんのこっちゃ。

というわけで、みなさんも『サイン』観に行ってくださいね〜。
面白いです、ある意味で。


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チョビの写真UPしました。


つづく。


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