2002年11月03日(日)  おしゃれカフェ 貧乏人を 疲れさす



今日は朝から、新しいフラットを探しに、
シドニー近郊の町に行ってきました。

もうすぐシドニーで学校が始まるんで、
それまでには引越しを済ましておく必要があるんです。
ここからだと、シドニーまで1時間半はたっぷりかかるんで。
電車で30分くらいのところに住もうかと思ってます。


で、その街に着くと、
数件ある不動産屋が閉まってるわけですよ、日曜だから。

でも、あらかじめ、
有名どころの不動産屋が1件開いてることは知っていたので、
そこを目指していったら、
開いてたには開いてたんですが、
フラットの内件は日曜はやってないということで、
結局、レントのリストだけもらって帰ってきました。


ちょうど時間はお昼だし、
お昼ごはんでも食べて帰るかということになったんですが、
日曜は、不動産屋ばかりかレストランもどこも開いてない。

中国人経営のレストランすら開いてない始末。

おい、アジア人は日曜も働けよ!
それが私たちアジア人の金儲け根性だろ?

とかなんとかブツブツ言いながら、
1件だけ開いてる駅前通りのおしゃれなカフェに入ったんです。


おしゃれなカフェって、
システムがよくわかんなかったりするじゃないですか。

スタバ系のチェーン店が初めて東京に現れた出したとき、
カウンターで頼んで、隣のカウンターで待つという
システムがよく理解できずに、オロオロしたものです。

だいたい、「ショート」とか「トール」とか
そういう聞きなれないサイズのネーミングが
最初は恥ずかしくてしょうがなかったです。

「S」とか「M」でいいじゃんかよ! 統一しろよ!

みたいな。

でも、スタバを見つけると入らずにはいられない、
電灯に何度も体当たりするカナブンみたいな時期とかありました。

大味で大しておいしくもないくせに、
値段だけは、日系チェーンの1.5倍以上して、
しかもいつもコミコミで、座れやしない。

それでも、やっぱりスタバに入りたい!

みたいな。
今考えるとバカバカしすぎて、愛おしさすら覚えます。


そんなことはおいといて、
とにかく、1件のおしゃれなカフェに入ったわけですよ。

彼は、
ケースの中から具を自由に選んでサンドイッチを作ってもらって、
私はそんなにお腹も空いてなかったので、
ケースの中のマッシュルームのキッシュらしきものをチョイスして、
コーヒーを1杯ずつ注文したんですが、

なんといっても、「おしゃれな」カフェ、
メニューにもケースにも値段が書いてないんですよ。

まぁ、でもそんなに値が張りそうなものも注文してないし、
大丈夫でしょ、と高をくくっていたら、

チーン「26ドルになりまぁす」

エ?
ニジュウロクドルゥ?


26ドルは日本円で1,900円くらいですが、
こっちの物価で言うと、2,600円くらいな感じなんですよ。

たかだかサンドイッチとキッシュとコーヒー2杯で、
2,600円ですよ。高すぎですよ。

でも、まぁ、貧乏人のたわごとなんか並べても惨めなだけなんで、
気前よいフリをして支払いを済ませて、
番号札をもってトボトボと席につく、平民代表の彼と私。


そして、しばらくして到着した私のランチを見て仰天。

どでかい白い皿に、
キッシュといろんな野菜の山盛りサラダとチャツネ。
もちろん、ナイフとフォークでいただくわけですよ。
ちょっとしたディナー状態ですよ。

どうやら、私の注文が1,500円以上を占めてた模様。

てかね、聞いてないすよぉ。


「おしゃれな」カフェのシステムは、
貧乏人の身体に悪いです。


つづく。


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・見れましたか。よかった。ビタミン剤飲んで頑張ります。


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