2008年11月20日(木) 反抗期 そんな名前の 病気です
久しぶりの更新。
子供を寝かしつけつつ、9時から午前2時まで寝てさっき起きた(というか、相方に化粧を落とした方がいいよと起こされた。それで今落としてきたところ)。今日の午前が原稿の締め切りで、昨日の夜はあんまり眠れなかったので、今日は格別眠い。
子供がいると全く全然自由ではないので、うまくペース配分して原稿を書いてきたんだが、先週末に相方のおばあちゃんが亡くなって、金沢まで車を飛ばして行ったりで丸3日消えたのでそのしわ寄せがきた。まあ、しわ寄せと言っても昨日がちょっと大変だっただけだけど。昔とは比べ物にならない。
人って自由じゃない環境の方が賢くなれると思う。昔書いてた原稿の量は今の倍以上あったけど、丸1日を原稿書きに使えたはずで、いったい全体なんであんなに締め切りに追われていたんだろうかと思う。今なんてほとんど子供が起きてくるまでの早朝の時間だけで書いてるのに、充分足りている。つくづく、時間って伸縮自在だ。
来月の締め切りに向けて、また頑張ろう。
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関係ないが、私の家事は名づけて「あっちこっち家事」だ。掃除とか炊事とか、家事を1つずつ重点的にやるんじゃなくて、掃除をちょろっとやって、炊事をちょろっとやって、子供の世話をちょろっとやって、という感じで、全体的に少しずつ終わらせていく方法。これって意外に効率がいい。
キーポイントは、無駄な動きをなくすことだ。A地点にあった物を片付けるためにB地点に行ったら、B地点で何か別の家事をちょろっとやって、B地点からまたC地点に何か移動させて、今度はC地点で何かをちょろっと、という感じ。できるだけ空の手で移動しないというルールで、パズルみたいに頭の中でやるべき家事の手順を考える。こういうことを考えるのは意外に性分にあっている。
やらなくちゃいけない家事ってとめどもなく出てくる。子供がいると特に。それでも、あっちこっち動きながら片付けていくうちに、やらなくちゃいけないことが何もなくなる瞬間というのがあって、そのときにお茶で一服するのが至極の喜びだ。
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まなティの「悪魔の2歳期」がとうとう終了したらしい。実際に来週誕生日で3歳になるんだが、それでも目を疑うほどあっけなく、かつ急激に最期のときはきた。
今年の5月頃発病(いやホントそんな感じ)して、大台風の中の柳の木のように来る日も来る日も翻弄され続けたけど、ここ1ヶ月位の間、よくなったり悪くなったりしながらほんの少しずつ快方に向かっているなぁ、そうだといいなぁと思っていたら、今週になってパタリとやんでしまった。台風一過。まさにそんな感じ。
この半年は長かった。とにかく心にユトリがないので、ときには我が子なのに、かわいくないどころか目の上のコブくらいに思ってしまう瞬間もあってかなり悩んだが、今はまた半年前のように、落ち着いた気持ちでかわいいなぁと思える。この1週間一度も怒ってないなんて奇跡だ。夜の疲れ度がまったく違う。
反抗期って、ホルモンのアンバランスとかそんなのが原因じゃないかと思う。だって、とにかくイライラしてるみたいに見えるのだ。神経が立ってるというか。すぐ泣くし、神経質で細かいことに異常なほどにこだわるし、人のことを考える余裕はまったくないし。これはもう誰でもかかる病気くらいに考えておいた方が気が楽なんじゃないかと。重さに個人差はあるが。
今のまなティは、いつもニコニコしていて、おおらかでこだわりがなく、落ち着いて人の話も聞けて、ギャグも冴えてて、本当に一緒にいて楽しい。憑き物が落ちたみたいに、すっきりした顔をしている。反抗期という病気、本人もさぞかしつらかっただろう。
つづく。
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