2009年06月20日(土) カーテンを 新調しないで よかったよ
また日が経ってしまった。
毎日毎日いろんなことがあって、どんどん1日が過ぎていく。刺激的であることは間違いない。
とうとう家を買ってしまった。今年の春頃家を買おうかという話になって、私が「え?」とスローな頭で状況をつかもうとしている隙に、ものすごい早業で相方は家を決め、買っていた。その間、週末ごとに家を見に行き、「どう?」と意見を求められたりもしたが、私は車を買うときと同じ位の無能さで「いいと思う」を繰り返していたような。
相方にとって家とは、ライフスタイルが変わるごとに住み替える所のようで、終生住み続ける気はさらさらなく、だからこそ、マンションの賃貸契約を結ぶような気軽さで家を買えるのだろう。
今回の家探しでこの私でも色々と勉強になった。ド素人の私が今回学んだことをここに書いてみる。
まず第一に、私たちのように住み替えを繰り返す場合は、
土地の値が下がらないところを探すべし
ローンがたくさん残ってる状態で(現に今のマンションも残りまくっている)次に移ることになるので、その土地を売った金でローンを全て払い終えるように。値が上がって儲けが出ればなおヨシ。
空き地、駐車場、古い家やアパートのある土地は、
そこに高いマンションやビルが建つことを考慮すべし
隣がそういう土地の場合、そこに何かが建って日当たりが悪くなると、土地の値はがた落ち。
よい物件はネット上に挙がる前になくなる
ネットに挙がる前の物件を紹介してもらうか
ずいぶん前からネット上にある物件の値が下がる瞬間を狙うべし
私たちは、これで何度も好機を逃した。いい物件を見つけるたびにすでに申込者はいて、売れてしまうのである。結局買ったのは後者の物件。
マンションの寿命は25年、一軒家は20年と心得る
家の価値がゼロになっても一軒家なら土地が残るが、マンションは築20年位からどんどん値が下がっていき、最後には全く売れなくなってしまう。我が家も築19年のマンションなので、ギリギリである。このマンションを出ようという気になったのも、値が付くうちにという一心でだ。今なら残ったローンをほぼ返せるくらいの値で売れそうである。
新築物件(建売)は必要以上の付加価値がついているわりに
家自体は面白みのかけらもない
日本人は「新品」ということに価値を見出すので、新築物件は上乗せ分がかなり多い。その証拠に1年でも誰かが住めば、値はガタッと落ちる。そして、建売住宅は万人受けするようにデザインされているので、結果として面白みのないものになっている。しかも、これは私の印象だが、削れるところは最大限削ったようにペラペラな印象を受ける。
私たちは、思い存分リフォームできるように、中途半端に新しい物件ではなく、家の価値がなくなったような古い物件を探した。ということで、買った物件は築30年を越えたものだ。これに耐震補強し、中も外も全面リフォームする予定。
土地は65坪弱で、東京にしては広い方だと思う。公園の隣で、日当たり最高で、適度な庭もあり、そして何よりも、実家のすぐ近くなのである。今までも近かったが、それでも車で5分くらいはかかっていた。今回は歩いて3分くらいだ。駅からは離れてしまって利便性は落ちたが、これから私がもっと働くようになったら、実家が近い方が駅に近いより重要だろう。子供が小学生くらいになったら、一人で歩いて実家に行ったりするだろうし。
引渡しは8月頭くらいで、そこからリフォームが入るので、住むのは秋以降だろう。これからいろいろと忙しくなりそうである。家探しに関しては無能な私でも、リフォームやインテリアに関しては主導権を握っていく予定なので、ここで写真付きでリフォームの進捗状況を報告できたらなと思う。
乞うご期待!
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何でも一度期にやってくるもので、相方が出世というか、同じ会社内で移籍することになった。社内の新しいプロジェクトが日本に進出してくるので、日本の担当者として相方がずっと立候補していたのだが、アメリカの不景気もあって(相方の会社はアメリカの会社である)、人事が凍結されていたのだ。辛抱強く待ち、まだ移籍もしていないのに当然の顔をしてそのプロジェクトに参加していた相方の粘り勝ちという感じだ。
相方の前向きで堂々としていて物怖じせず、且つ頭がよく綿密で潔くしたたかなところが大好きだ。ウジウジとしたところがない。本当になかなかいない人物だと思う。
今我が家に順風が吹いていると思う。私も予備校講師の面接を受けに行き、結果を待っているところなのだが、いい知らせが来るとよいなぁ。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・こうティはいいヤツそうですが、
ニヤニヤしながら平然と悪いことをするタイプに進化しそうです。
・マッコーリーに行くのですか?
またたまに遊びに来てくださいね。
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