しまった。 しばらく情報収集を怠っていたところ、ひどく嫌な事態になっていた。怠った自分が悪いのは明らかなのだが。
タイトルに興味を持たれた方、まずはこちらを。 リンク先は少々アレな雰囲気だが、レコード輸入権について非常に分かり易くまとめられている。 萌えクリ プレビュー 特別編〜レコード輸入権ってなに?〜
規制の対象となりうるものは 1.邦楽CDの逆輸入盤 2.日本盤の出ている洋楽CDの輸入盤 (影響範囲についてはOTO-NETAさんがより詳細な図表でまとめられているので、是非あわせて参照いただきたい)
法改正された場合、最悪、高価な国内盤のCCCDしか選択権が無くなるのである。書きながら気付いたが、最早選択権とはいえない。
法案は1の洋楽CDの逆輸入盤の規制をメインとし、2の日本盤の出ている洋楽CDの輸入盤については文化庁もレコード協会も「やらない」という説明をしているが、法的にいつでも規制可能な環境が整ってしまうこと自体が問題なのではないか。「やらない」なんて保証がどこにある?CCCDあわせ、音楽を取り巻く環境は悪化する一方だ。
インターネットの普及で今まで考えられなかった新しく画期的なことが次々と可能となっている(勿論責任が伴うが)のに、まさかそれに真っ向から逆行するような前近代的な法案が、説明不足なままでまかり通ろうとしているとは。このまま順調にいけば、早ければ2005年1月1日より施行されるということだ。鎖国なんかしてる場合じゃないだろう。
いっそがんじがらめの環境にして、音楽業界を一気に衰退させてしまうのもいいのかも知れない。そこから革命的な何かが生まれるかもしれないからだ。しかしそんな後ろ向きな姿勢でいいのだろうか?なんて馬鹿馬鹿しいんだろう。ただ音楽を楽しみたい人にとっては、迷惑以外の何者でも無い。
今更気付いても遅いのだろうか。ただ、一人でも多くの人に知っていただきたいと思い、紹介した。今後も引き続き関心を持っていきたい。
勉強させていただきました 音楽配信メモさん OTO-NETAさん いかんともしがたいさんの輸入権:還流防止から洋楽輸入禁止への流れ Dubbrock's Dublogさん 先見日記さんの坂本龍一さんのページ
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