本日は愚痴です。
情報セキュリティの観点から、職場にICカードによる入退室管理システムが導入された。しかしこれがなかなかに厄介で、気をつけないとすぐに締め出されてしまう可能性を孕んでいる。
例えばこれまでは、一人が磁気カードでドアを開錠し、何人か連れ立って入退室できたのが、システム導入後は一人ひとりカードを認証させ出入りする必要がある。これが結構不便。
また、導入後間もないため、何がOKで何がNGなのか体験として分かっておらず、本日早速締め出しを喰らってしまった。その場合、誰かしらを呼んでヘルプしてもらうのだが、結構恥ずかしい。
企業がある種の情報を保護するというのは結構難しいもので、何をどうやっても人為による漏洩リスクはいくらでもあるので、極論を言えば従業員のモラルに因るところが非常に大きい。どれだけ人為によるリスクを軽減するかっというところで、システム導入となるのだろうが、それは今まで当たり前に出来たことが出来なくなるということを意味する。うーん、面倒くさい。
さて、昨年から施行された個人情報保護法により、企業の情報管理対策が非常に重要な位置づけとなったわけですが、建前はさておき、ちょっとこれは過剰なんじゃないか?と思うことがまれにあります。
いや、今のネットワークの時代、ひとたび漏洩事件が起きれば、瞬く間にその情報が拡散し、場合によっては大きな被害を引き起こす可能性があるっていうのは分かってるんです。漏洩対策も万全を期さなくてはならないと言うのも、当然なんです。お客様の個人情報や、会社の機密は、しかるべき管理をして、漏洩対策を施して、企業リスクを軽減する。何よりそれでお給料もらっているんですから。
でもなんか、不便になりましたよね。 そんな気がものすごくするのです。 自分の個人情報漏れたら、嫌なんですけどね。 利便とセキュアのバランス、なかなか難しいですね。
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