ミドルエイジのビジネスマン
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現地時間午前4時半位に、ケアンズに到着。この団体旅行には日本からの添乗員はつかず、旅行代理店の現地社員が迎えに来ている。バスに乗るためゾロゾロと空港の外に出ると快晴、耳慣れない鳥の鳴き声もして、南国特有の、今は気持ちいいけど今日は暑くなるよ、という気配が漂っている。
まずは、市内のオフィスに行ってオリエンテーションを受け、オプショナルツァーの申し込み、支払いをする。 すなわち、滞在期間の日々を催し物(アクティビティ)で埋めていかない限り、ホテルでぼんやりしているしかない。夕食もアクティビティの一つとなる。日本から到着したばかりで右も左も分からないお客さんを前に、旅行代理店としても格好のセールスチャンスと言える。わが家は、基本的に海と山(熱帯雨林)を1日ずつ日本で申し込んであるので、大きく迷うことはなかったが、その日の夕食にディナークルーズ、翌日の夕食にはお奨めにしたがって中華料理のアワビのしゃぶしゃぶを申し込んだ。
朝食は、すぐ近くのケアンズインターナショナルホテルでバフェ(バイキングのこと)スタイルだと聞き、7時頃に歩いて出かけた。これが大変立派なホテルで後で調べると5つ星の最高級だと分かった。こんなところに、寝不足でノソノソ、キョロキョロと動き回り、すぐテーブルに背中を丸めてかがみ込んで食べるような日本人を大量に送り込んでいいものかと思うが。どれくらい高級かというと、多分パンに塗って食べるようにハチミツが供されているのだが、蜜蜂が集めてきて巣にため込んだ50センチ角くらいの形のまま、巣ごと一枚そっくり出してあるのだ。これは、海外のラグジュアリーホテルで過去に一度しか見たことがない。ともあれ、期待もしていなかった朝食がとても贅沢なもので満足々々であった。
この後、アーリーチェックインの追加料金をケチった人々は半日観光に行くことになる。
ケアンズインターナショナルホテルのホームページ
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