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木曽路には全部で11の宿場町があります。 その面影を残す場所もみうけられ、観光地として努力をしておられるなあ、と通いながら感心などしておりました。 現場の近くでも高札が残されていたり、格子戸の街並みが続いていたりして、お昼休みにふらっと歩くのもなかなか楽しゅうございました。 それでですね。 駐車場のすぐ近くには、そういう観光客向けというのでしょうか、水のみ場が設けられておりました。 江戸時代からの由緒ある用水だの井戸だのの説明が、そのすぐ傍には掲げられております。 私がこいつを見逃すわけがありません。当然速攻で戴きました。 「かー。やっぱ水道水と違って美味いっ」ってな感じであります。 んで。仕事を終えて宿へ帰ろうって時間になって、締めの一杯をば……と思って水場へ行ったら………。 水が止まってる? おや? 竹筒からこんこんと溢れていた水が、ぴたっと止まっているじゃありませんか。 んーー? ………よーく観察すると。 水屋の片隅にメーターが。 もちろん、翌朝現場に行ったときには、こんこんと水は流れ出ておりました。
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