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この日は、父親の快気祝と自宅の初披露(購入してから一度も両親に見せてなかったのでした(笑))を兼ね、父と継母さま、それから私たち夫婦の四人で旅館にお泊りいたしました。 で。その宿が問題だったのです。 東信にお住まいの方は、おそらく何度か広告を見たことがあるでしょう。 シーズンが来るとカニがどどーんと乗った広告を連発する、あの旅館でございます。 安いから、まあそれなりだろうなあとは思っていましたが。 ……。 古い温泉街らしく、前の道路は狭く車がすれ違うのがやっとの、その旅館の前にとりあえず車をつけた、その時から物語は始まりました(笑) 4時を廻った時間、決して早いチェックインとは言えません。 旅館の玄関では、ホース片手に掃除をしている男性が一人。 車を横付けした私たちを見ても、何も言いません。 てか、水が出たホースを手にぼーーーーっとこちらを見ているだけ。 ちゃんと宿の名前入った上着を着ているのに? おい、と思いつつも、車を降りて男性に「すいません、駐車場は?」と尋ねました。 男性、暫く考えたすえに「ああ、移動しておきますから」 ……って、そうじゃねえだろ。 別にゴルフ場みたいに荷物受け取りに駆け寄って来いとは言わない。けど、明らかに客である人間前にして、いらっしゃいませの一言も出てこないってどう言うことよ。 そうこうしている間に、道はすれ違えない車で小渋滞。 しかし男性は気にする様子無し。何やってんねん。 車のキーを預け、フロントでまた待たされました。 部屋へ案内する人手も足りないのねん(薄笑い) どすどす降りてきた女性をフロントの人がようやく捕まえ、部屋へ。 ……予想以上に香ばしいお部屋でありました。 部屋の入り口の鍵が締まらない、とか。 お湯の入ったポットがボコボコで哀れだったとか。 それはまあ……仕方が無い(のか?)としても。 あんた、テレビがまともに映らないってどういう事ですか! 私、かれこれ二十○年ぶりに見ました。 縞縞の画像が上から下へ流れつづけるテレビを。 もうこの時点で、フロントへいちゃもんをつける気力は残っておりませんでした。 部屋へ行くまでにすれ違った仲居さんも料理人らしき人も、黙ーってずんずんすれ違うで、一言も挨拶しやしねえんだもん。 ○ートバックスの姉ちゃんの方がよっぽど愛想良いぞ(゚Д゚)と怒鳴りたい。 ええい。あんたら、サービス業だろう。 ガテンな仕事してる私たちだって、お客さんに朝の挨拶するよ! てか、現場の横を通りすぎる近所の人にだって挨拶するさ! 他にも、浴場へ行ったら、脱衣場から浴室へ入って直ぐのところをホース(緑色のよくある奴ね)が横切っていて、足引っ掛けたとか。 よく見ると入り口のところに小さな字で「浴場内のこれこれの場所には足を踏み入れないで下さい。怪我をします」なんて注意書きが貼ってあったり。 いちいち香ばしすぎて、もう突っ込む気力も起きません。 アンケートでもあれば思う存分書き残してやりたかったのですが、案の定そんなもなありませんでした(笑) 安いんだから、そんなもんだとすっぱり割り切るその経営姿勢。 いっそ潔いと誉めたく……はならんわい。 なんでしょうね。 同じ値段で泊まった他の旅館で、もっと気持ちのよい所は沢山あった。 料理が良かっただけに、残念でした。 サービス業に限らず、他人を喜ばせることが、商売の基本じゃないのかと思う私としては、なんかもう信じられないの一言。 とりあえず。 二度といかねえよ。ぷんぷん。
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