ビフォ→あふたー?

雨宮【MAIL

My追加

 しもやけやけた。
2002年12月17日(火)


あい。
年末追いこみ進行中の雨宮であります。
今回のお宅は昔長屋だったとかいう、細長い敷地のお宅でありまして。
お風呂の外側、水道とか窓とかいじるためには、一回靴ぬいで家の中を横断し、
裏口から出ないといけないという、なんつうか面倒くさい(笑)現場であります。

でね。川沿いの、土手から一段下がった場所に家があるんでありますが、
そのお宅の南側に立派な二階建ての家が新築中でして。
冬の低い日差しが、見事に遮られております。
10時を過ぎると、日が一切差さない庭の雪は、何時までも解けることなく残っておりましたとさ。
うん。ズックから染みてくるんだよねー。溶けた雪の水分が。
しもやけになったんだよねー(涙)
痛くて痒いんだよねー(涙)

んで、思い出しました。
子供の頃から、しもやけができやすい体質とでも言うのでしょうか。
毎年毎年、冬になると足の指がしもやけに。
痛くて痒くて、大変でありました。
カラスウリが効くとか、オロナインが効くとか、お湯と水と交互につければ治るとか、いろいろ試しましたが、効果なし。
そして。私が小学3年生のころでありましょうか。
わたくしの母君は、どこで聞きつけてきたのか、恐ろしい治療法を私にほどこしたのであります。

それは……針で足の指に穴をあけ、滞った血を絞り出すというもの!
むんずと足を捕まえられたかと思うと、容赦無く穴をあけるのですよ!
縫い針で! ぷすぷすと幾つも!
その後、ぎゅーぎゅー搾り出すのであります! 真っ黒になった血を!
当然抵抗しましたとも。泣きましたとも。
痛くないわけがないじゃありませんか(号泣)
そりゃまあ、他の治療法に比べて早く治りましたがね。
毎年毎年、冬の来るのが恐ろしかった事ったら。

しかもこの荒療治、後日談がありまして。
高校生になったある日、級友との会話で知ったのです。
あの治療法、
輪ゴムで指の根元を縛って、感覚が無くなったところで刺すのが正しい。
………んだそうな。

その方法を試してみたところ、治療の苦痛が半分以下だったり。
・゚・(ノД`)・゚・。
自分の母親のアバウトさを恨んだ瞬間でありました。

ちなみに。
今年のしもやけは、新聞で読んだ「トウガラシ湯」で治すつもりであります。
針で穴あけるなんて、そんな野蛮なことあなた。
自分で出来るわけ無いじゃないですか。





過去  未来 目次ページ