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雨宮【MAIL

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 無事でなにより
2003年01月05日(日)


えー。
雪の降りしきるなか、「凍結修理」でてんやわんやの雨宮です。
って、「雪がふってるんだし、凍結も何もないだろう!」とつっこんだあなた。
あなたは正しい。
雪が降っている時と言うのは、基本的に気温は高めですから、修理を必要とするような凍結なんてあんまり起こらないのです。
ヒーターの電源差すの忘れてて水道管を凍結させ、その上さらに
解氷もしないで放っておき、氷が成長するにまかせてしまったようなお宅以外では。
あるいは。
旅行に行く前に不凍栓やバルブを手当たり次第に閉め、
帰ってきてから開けていないだけのお宅とか、ね。

要するに
ふざけんなよ、おいと叫びたくなるようなお宅から
SOSの電話が入りまくっている、というわけです。

昔、私が子供の頃。
家の中で蛇口が凍ってるとか、あたりまえでした。
だから冬場、水道が凍って水が出ないなんて、別に事件でもなんでもなかったですよ。要するに、寝る前に不凍栓閉め忘れただけなんだから。
みんな慌てずさわがず、凍結している部分にタオルをかけて、その上へ熱湯を注ぎ、自分で溶かして解決していたもんです。
もちろん、そいういう事態に備え、洗い桶やヤカンに水を汲んでおくことも忘れなかった。
それがまあ、最近の人は……というか、若い人だけじゃなくて年よりでもそうですけど、ちょっと凍ったくらいでホイホイ人を呼びすぎ!

こういう傾向って、色々便利になりすぎた反動、でしょうかね。
水洗化がばーっと終わったあたりから、増大してる気がします。
確かに、便器にしろ、ボイラーにしろ、使うだけの立場の人には
よくわからない、だけど便利な機械って気持ちになるんでしょうか。
で、「わかんないから兎に角業者にまかしちまえ」って。
でも。
でも、ですよ。
業者だって年中無休、ではないですし。
いつでも無料で修理を請け負うはずもありません。
なにより。
ご自身の財産、持ち物なんですから、少しは仕組みを知って、長持ちさせる努力ってして欲しいなあ、と。
そう思うわけです。
取り付けの時に、かならず「使用説明書」は受け取るわけですから、それを熟読する。
そうそう。これから工事をするのであれば、「取りつけ説明書」のほうも貰っておけば、構造やしくみを理解する手助けになります。使っていて「おかしいな」と思ったときに、調整する手順が載っていたりもしますし。

とりあえず、寒さが厳しくなる前に、
水道管のヒーターの電源がささっているか、ちゃんと暖かくなっているか。
それくらいは確かめてみましょうよ。

と。
雪がガンガン降る中ドライブしながら、思ったのでありました。

*********

で。帰ってきてみると、ニュースでは乗鞍で雪崩があったと言ってました。
救急車埋まってるよ、をい!な映像も流れてて、びっくり。
全員無事だったそうで、なによりです。

中信地方ってのは、例年なら雪が降るのは冬の終わりって感じなんですが
今年はどうも違ってますねえ。
遊びに来られる方、明日から仕事の方、皆様お気をつけて。










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