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えー。 雪の降りしきるなか、「凍結修理」でてんやわんやの雨宮です。 って、「雪がふってるんだし、凍結も何もないだろう!」とつっこんだあなた。 あなたは正しい。 雪が降っている時と言うのは、基本的に気温は高めですから、修理を必要とするような凍結なんてあんまり起こらないのです。 ヒーターの電源差すの忘れてて水道管を凍結させ、その上さらに 解氷もしないで放っておき、氷が成長するにまかせてしまったようなお宅以外では。 あるいは。 旅行に行く前に不凍栓やバルブを手当たり次第に閉め、 帰ってきてから開けていないだけのお宅とか、ね。 要するに ふざけんなよ、おいと叫びたくなるようなお宅から SOSの電話が入りまくっている、というわけです。 昔、私が子供の頃。 家の中で蛇口が凍ってるとか、あたりまえでした。 だから冬場、水道が凍って水が出ないなんて、別に事件でもなんでもなかったですよ。要するに、寝る前に不凍栓閉め忘れただけなんだから。 みんな慌てずさわがず、凍結している部分にタオルをかけて、その上へ熱湯を注ぎ、自分で溶かして解決していたもんです。 もちろん、そいういう事態に備え、洗い桶やヤカンに水を汲んでおくことも忘れなかった。 それがまあ、最近の人は……というか、若い人だけじゃなくて年よりでもそうですけど、ちょっと凍ったくらいでホイホイ人を呼びすぎ! こういう傾向って、色々便利になりすぎた反動、でしょうかね。 水洗化がばーっと終わったあたりから、増大してる気がします。 確かに、便器にしろ、ボイラーにしろ、使うだけの立場の人には よくわからない、だけど便利な機械って気持ちになるんでしょうか。 で、「わかんないから兎に角業者にまかしちまえ」って。 でも。 でも、ですよ。 業者だって年中無休、ではないですし。 いつでも無料で修理を請け負うはずもありません。 なにより。 ご自身の財産、持ち物なんですから、少しは仕組みを知って、長持ちさせる努力ってして欲しいなあ、と。 そう思うわけです。 取り付けの時に、かならず「使用説明書」は受け取るわけですから、それを熟読する。 そうそう。これから工事をするのであれば、「取りつけ説明書」のほうも貰っておけば、構造やしくみを理解する手助けになります。使っていて「おかしいな」と思ったときに、調整する手順が載っていたりもしますし。 とりあえず、寒さが厳しくなる前に、 水道管のヒーターの電源がささっているか、ちゃんと暖かくなっているか。 それくらいは確かめてみましょうよ。 と。 雪がガンガン降る中ドライブしながら、思ったのでありました。 ********* で。帰ってきてみると、ニュースでは乗鞍で雪崩があったと言ってました。 救急車埋まってるよ、をい!な映像も流れてて、びっくり。 全員無事だったそうで、なによりです。 中信地方ってのは、例年なら雪が降るのは冬の終わりって感じなんですが 今年はどうも違ってますねえ。 遊びに来られる方、明日から仕事の方、皆様お気をつけて。
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